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NHK大河ドラマは、もう“国民的”じゃない!? ワースト視聴率連発で『いだてん』も期待薄

NHK大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』公式サイトより

 2019年1月6日、58作目となるNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』が放送開始するが、イマイチ話題になっていない。

 同作は、人気脚本家・宮藤官九郎氏のオリジナル作品で、日本で初めてリンピックに初参加したマラソンランナー・金栗四三(中村勘九郎)と、オリンピックを呼んだ男・田畑政治(阿部サダヲ)の2人をリレーしながら、知られざるオリンピックの歴史を描いた作品で、大河では異例の“現代劇”となる。

 勘九郎と阿部では、大河の主演としては、やや実力不足な印象が拭えないことから、脇役で出演する綾瀬はるか、役所広司、竹野内豊、生田斗真、橋本愛、星野源、松坂桃李、ビートたけし、小泉今日子といったキャストで、どこまで視聴者を引きつけられるかがポイントになりそう。

 今年の大河ドラマ『西郷どん』(鈴木亮平主演)は、日本人なら誰もが知る歴史上の人物・西郷隆盛の物語であったにもかかわらず、視聴率は伸びず、最高で15.5%(第5話=ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)どまり。15%を超えたのはわずか4回だけで、第7話以降は14%台以下に沈んだ。後半はほとんどの回が10~12%台に低迷し、最終回(第47話)では13.8%と健闘したものの、全話平均では12.7%。昨年の『おんな城主 直虎』の平均12.8%を0.1ポイント下回り、2年連続で大河史上ワースト視聴率3位の座を更新した。

 大河の視聴率が陰りを見せたのは、12年『平清盛』(松山ケンイチ主演)から。同作は、まさかの1ケタ台を9回も記録するなどの体たらくで、史上最低の12.0%で終えた。13年『八重の桜』(綾瀬主演)は14.6%、14年『軍師官兵衛』(V6・岡田准一主演)は15.8%とまずまずだったが、15年『花燃ゆ』(井上真央主演)は12.0%でワーストタイ。16年『真田丸』(堺雅人主演)は16.6%と奮闘したが、『直虎』『西郷どん』と2年連続で振るわず。来年の『いだてん』も前評判は高いとはいえない。

 12年以降の7年間で、大河史上ワースト1位から4位までの不人気作を輩出した。こうなると、もはや大河は“国民的なドラマ”ではなくなってしまい、そのブランド力も低下してしまったといえそう。

 現状、大河の裏でオンエアされている、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』や、10月にレギュラー番組に昇格したばかりの『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が、大河を超える視聴率を常にマークしており、かつてのような高い数字は望み薄。『いだてん』も過度な期待はしない方がよさそうだ。

 一発逆転があるとしたら、独立騒動でモメた、旧所属事務所(レプロエンタテインメント)に詫びを入れて、『いだてん』出演を模索するのん(能年玲奈)の出演がかなった場合だろう。
(文=田中七男)

最終更新:2018/12/25 16:00
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