日刊サイゾー トップ > カルチャー >   > 出版市場、ピークの半分以下に

出版市場はピーク時の半分以下……もはや雑誌はオワコンで新たな時代へ突入

※イメージ画像

 情報を得る手段としての雑誌は終焉を迎えようとしているのか。

 出版科学研究所の発表によれば、2018年の紙の出版販売額は約1兆2,800億円台になると見込まれているという。前年度に比べて6.4%の落ち込み。1996年に2兆6,563億円だった市場規模は、いよいよ半分以下となる見通しだ。

 この内訳をみると、書籍は約6,900億円、雑誌が約5,800億円を占めている。いずれも前年からはマイナスで、書籍は12年連続、雑誌に至っては21年連続で前年割れになる。

 中でも出版業界が危惧しているのは、雑誌の低迷だ。長らく日本の出版は雑誌を主体として流通網を築いてきた。ほぼ毎日、書店へと配本される取次経由の雑誌の流通網に、書籍も乗っかっているというものだった。ところが、雑誌の落ち込みによって、毎日、書店に本を運ぶコストも問題となり、取次が出版社に負担を求めるなど、さまざまな問題が起こっている。

 いずれにしても、紛れもなく雑誌がオワコンとなっている状況下、漫画を含めた週刊誌の落ち込みは明らかだし、気がつけば月刊誌もかなり数を減らした。読み物を主体にした月刊誌は、もう数えるほどしか存在しない。昨年、さまざまな意味で話題になった「新潮45」(新潮社)も、どの読者層をターゲットにしているのか、いったいどんな人が読んでいるのか、とらえどころのない雑誌へと迷走していた。

 もはや、そうした雑誌で得ていた情報がネットへと移行したことが明らか。ゆえに、ニュースサイトをめぐる情勢も変化してくると見られる。

「ニュースサイトは、そのネット特性から、まず単純に目を引いて、とにかく“バズる”ネタを追い求める傾向にありました。しかし、次第に読者も慣れてきています。これからは、より“読ませる”記事をつくっていかなければ、飽きられてしまうことになるでしょう」(編集者)

 かつての雑誌が持っていたクオリティをニュースサイトは持つことができるのだろうか?
(文=ピーラー・ホラ)

最終更新:2019/01/13 18:00
関連キーワード

出版市場はピーク時の半分以下……もはや雑誌はオワコンで新たな時代へ突入のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

イチオシ企画

【PR】DYM・水谷佑毅社長の野望とは?

医師免許を持つ、ベンチャー経営者の異色の半生!
写真
特集

問題案件連発でジャニーズ帝国崩壊!?

マッチの不倫や山下智久の退所などが重なり、ジャニーズの根幹がゆらぎ始めている…。
写真
人気連載

黒木瞳、大物実業家のバックアップも実らず

 2016年公開の映画『嫌な女』以来、女優・...…
写真
インタビュー

コロナ禍の宅配に置き配バッグ「OKIPPA」

新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちの生活様式は大きく変わっている。不要不急の外...
写真