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テレ朝『激レアさん』元暴走族が少年院の”反省文”で文章力をアップ、新聞社のエース記者に!

テレビ朝日『激レアさんを連れてきた。』

 映画『ベスト・キッド』に、主人公のダニエルが師匠のミヤギから車のワックスがけやペンキ塗りの作業を命じられ、知らぬ間に武術の腕前が上がっていたという描写がある。ワックスがけやペンキ塗りの手の動きがそのまま空手の防御に生かされ、結果的にダニエルは強くなっていたのだ。

 なぜ、こんなことを思い出したのか? 1月14日放送『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)に、不思議な形で予期せぬ能力を伸ばした、ある男性が出演していたからだ。

 男性の名前はタクヤさん。彼の容姿は、ハッキリ言っていかつい。無理もない。少年時代はバリバリのワル。元暴走族で少年院に入った過去を持っているのだ。

■「反抗しては、反省文で美文をしたためる」の無限ループ

 中学卒業後は高校へ進まず、ガチ暴走族「鬼姫」の副総長となったタクヤさん。そんな彼は、暴走族同士のケンカが原因で逮捕されてしまった。

 実は、タクヤさんの性格はイケイケではない。「ぶっちゃけビビリなのにカッコだけはつけたい男」だと自らを告白する。

 少年院の中では、周囲に虚勢を張った。例えば、返事は大声で「ハイ!」と言わなければならないのに、教官にビビッていないと思わせるために「ヘ~イ」と気の抜けた返事をする。目をつけられて奥に連れていかれると、今度は全力の大声で「ハイ!」と30分間言い続けた。カッコつけとビビリが同居しているのがタクヤさんだ。

 結果、反省しているのに反省していないフリをするジレンマに彼は陥ってしまった。内心では猛烈に反省している。でも、虚勢を張っているので教官には伝わらない。

 カッコつけすぎて問題児扱いされたタクヤさんには、ほかの院生の倍の反省文が課せられることに。しかし、学校へあまり行かなかったタクヤさんには文章力がない。毎回、2~3行書いてギブアップの状態だった。

 とはいえ、自分の反省心を教官に伝える手段は、もはや反省文しかなかった。そこでまず考えたのは「原稿用紙の空白を埋める」という作業だ。字数を稼いで成長を見てもらう。その方法は以下である。

・「晴れていた」→「太陽がさんさんとまぶしく僕をメラメラと照りつけた」

・「ご飯を食べた」→「できたてのご飯のいい香りがふわ~と広がり、一口かむと米の旨味がじわ~と広がりました」

 言い換えることで字数を稼ぐ。こうして、知らず知らずのうちにタクヤさんは表現力がアップした。

 また、タクヤさんのように頻繁に反省文を書かされる者は「単独室」(刑務所で言う独居房)に入れられ、ひたすら反省文を書くことを強いられるという。短時間で反省文を書かなければいけない日々だ。すると、今度は知らぬ間に集中力がアップしていた。

 喜びのステージは続く。集中力がアップすると、タクヤさんの中で反省文が苦ではなくなったのだ。

「反省文を書かされすぎて、いつしか反省文を書くのが楽しくなってきたんですよ」

「起承転結も意識して書けるようになったんです」

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