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コンビニのエロ本撤去問題 もう老人すらネットでエロ動画収集が主流になっている

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※イメージ画像

 コンビニ大手3社がアダルト系雑誌の取り扱いを終了することを受けて、さまざまな意見が交錯している。こうした中で目立つのは、コンビニのアダルト系雑誌が一種のインフラとなっているという意見だ。

 ネットを使わない高齢者にとっては、いまだにコンビニのアダルト系雑誌が性欲を満たすための重要なツール。にもかかわらず、アダルト系雑誌が消滅するのは、社会的弱者が性欲を処理する機会を奪ってしまうのではないかというものだ。

 実際、コンビニに配本されているアダルト系雑誌、つまり、2点シール留めの自主規制を行っている雑誌を発行している出版社に尋ねると、多くは「読者は年寄りばかりですよ」という。その上で「購売層は年々高齢化していいて、先細りになるのは確実」だと明かす。

 しかし、そこで「高齢者はネットが使えないから、コンビニでエロ本を買うしかない」と考えるのも、一種の偏見。高齢者でも、エロの欲求はネットで満たしているという人がどんどん増えているのだ。

「実家に帰ったら、親が最近流行の“ネットde真実”系な思考にドハマリしていた」と言う知人からは、こんな話が。

「さまざまな陰謀論とかの検索履歴もあるんですが、ブックマークを見てみると、エロ系のサイトのリンクがずらり……70歳を超えて何をやっているのかと」

 すでにインターネットが普及し始めてから、20年が経過しようとしている。今、70歳の老人でも20年前は50歳。ネットでの検索の仕方くらいは知っている。その基礎知識を生かしてエロ動画を探すのに必死になっている人がいても何らおかしくない。

「むしろ、年金暮らしをしている老人のほうが、タダで無修正の動画だって見つけられるネットに熱くなっているのではないでしょうか」(同)

 年寄りすらエロ本を読まない時代は、もう始まっていたのか。
(文=昼間たかし)

最終更新:2019/01/31 22:30
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