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高畑充希『メゾン・ド・ポリス』が好調! ライバル有村架純に“大差”つけた!

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『メゾン・ド・ポリス』公式インスタグラム(@mdp_tbs2019)より

 高畑充希が主演するTBS系連続ドラマ『メゾン・ド・ポリス』が好調だ。初回12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話12.4%と好発進。その後も第3話10.7%、第4話10.2%と4週連続で2ケタ台をガッチリキープしている。

 今クールの民放連ドラの中では、北川景子主演『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)と視聴率トップ争いをしているのだから、たいしたものだ。

『メゾン・ド・ポリス』は、柳町北署の新人刑事・牧野ひより(高畑)が、元警察官のオジサンばかりが共同生活を送るシェアハウスの面々の手助けを受けながら、事件を解決していく物語で、西島秀俊、小日向文世、野口五郎、角野卓造、近藤正臣といった、そうそうたるメンバーがワキを固めている。

 高畑は杏が主演したNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年後期)で、主人公・め以子(杏)の義理の妹・希子役を演じてブレーク。14年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に出演するなど、着実にキャリアを積んだ。17年7月期の『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で民放の連ドラで初主演し、全話平均11.5%の高視聴率をマーク。

 昨年10月期には、テレビ東京系の深夜ドラマ『忘却のサチコ』で主演を務め、存在感を高めた。そして、民放プライム帯では2度目の連ドラ主演となった『メゾン・ド・ポリス』でもキッチリ結果を出して、“数字を取れる女優”になりつつある。

 高畑といえば、同じ朝ドラヒロインである有村架純と、ライバル関係にあり、何かと比較されることが多いが、その有村には“大差”をつけた印象が大きい。

 2人は、同世代で、有村も朝ドラ『あまちゃん』(13年前期)でブレークしたとあって、ライバル心は強いはずだ。16年1月期には、有村の民放連ドラ初主演作となった『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(高良健吾とのダブル主演、フジテレビ系)で共演も果たしている。

 その『いつ恋』はの視聴率は平均9.7%で1ケタ台に終わったが、その後、有村は17年前期の朝ドラ『ひよっこ』にオーディションなしで起用され、ネームバリューもアップ。前クールには、TBS系『中学聖日記』で、民放プライム帯で2度目の主演を務めたが、教師と中学生の禁断の恋愛を描いた問題作とあって、バッシングも多く、平均6.9%と壮絶爆死。朝ドラを除く、主演ドラマが2作連続でコケて、大いに評価を下げてしまった。こうなってしまうと、各テレビ局も、「有村では数字が取れない」として、今後のその起用法には頭を悩ませるところだろう。

 ライバル有村に差をつける格好となった高畑は、まずは、放送中の『メゾン・ド・ポリス』を好調のまま終わらせるのが必須であるが、今後各局からオファーが殺到するのは間違いなさそうだ。
(文=田中七男)

最終更新:2019/02/10 06:00
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