公営ギャンブルのCMタレント、レース場でのイベント出演は契約事項 有名モデルの出演NGが原因?

2019/04/15 08:00

ローラ

 旬の人気タレントをCMに起用することが多い公営ギャンブル。JRA(日本中央競馬会)であれば松坂桃李、柳楽優弥、高畑充希、土屋太鳳、ボートレースなら渡辺直美に田中圭、この4月に始まった東京シティ競馬のCMには中村倫也、賀来賢人、大谷亮平が出演している。

「公営ギャンブルは基本的に“イメージアップ”を狙うCMがほとんどなので、やはり好感度が高い人気タレントを起用する傾向があります。“ギャンブル”のCMということで、出演を断られるようなケースがあるのも事実ですが、その分ギャラはほかのCMより高めです」(広告関係者)

 公営ギャンブルのCMに出演したタレントの多くは、重賞レースの開会式イベントや表彰式、あるいはレース場でのトークイベントなどに駆り出されることも多い。

「レース場にそのタレントのファンを呼び寄せることができるので、運営サイドとしてはイベント出演はかなり重要視しています。ただ、タレント側にしてみれば、レース場のような客層には慣れていないだろうし、できればイベントには出演したくないというケースもあるんですよね」(同)

 実際に、CMキャラクターを務めていたタレントが競馬場でのイベントに出席しなかったというケースもある。

「2017年度の東京シティ競馬のCMにローラとオリエンタルラジオが出演していて、『トゥインクルレース』の開幕記念イベントが大井競馬場で行われたんですが、登場したのはオリラジの2人。ローラの姿は、そこになったんです。もちろんローラにも出演オファーはあったのだけど、どうやら出演NGとなってしまったもよう。スケジュールの都合などもあったとは思いますが、ローラ目当ての集客を期待していた競馬場サイドとしては相当ガッカリしたようです」(競馬ライター)

 しかし、ここ最近は、公営ギャンブルのCMキャラクターがイベント出演を拒否するといったことは、ほとんどなくなっているようだ。

「ローラのようなケースがあったからか、今はCM出演の契約書に『契約期間中に、レース場でのイベントに○回出演する』などの項目が足されているケースがほとんどのようです。CMだけでなく、現場でのイベントありきの契約ということになっているわけです。まあ、そこそこ高いギャラを払っているんだから、イベント出演くらい当たり前なんですけどね……」(前出・広告関係者)

 確かに、ローラのような“おしゃれイメージ”の強いタレントにしてみれば、レース場は多少の抵抗があるのかもしれないが、それもまたお仕事。クライアントの要望にしっかり応えるのが、プロフェッショナルなのだ。

最終更新:2019/04/15 08:00

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