女性週刊誌のジャニーズ離れが進む? 「スキャンダル優先」で御用メディアも消滅か

2019/05/06 12:00

「女性セブン」2019年5/2号(小学館)

 近年、マスコミに対する影響力が薄れていると言われているジャニーズ事務所。御用メディアと呼ばれていた一部の女性週刊誌との関係性も変化しつつあるようだ。

「かつては小学館の『女性セブン』と光文社の『女性自身』が“親ジャニーズ”で、主婦と生活社の『週刊女性』が“反ジャニーズ”。『女性セブン』と『女性自身』にはジャニーズのタレントが頻繁に登場し、『週刊女性』は取材NGで、ジャニーズタレントが登場する記者会見などからも閉め出されていました。しかし、今年1月に、『週刊女性』による会見やコンサートなどの取材が解禁されたんです。そしてその一方で、親ジャニーズの週刊誌との関係が冷め始めているというんです」(出版社関係者)

 たしかに、ここ最近の親ジャニーズの女性週刊誌におけるジャニーズタレントの掲載頻度は落ちているように見える。

「天皇陛下の退位があることで、皇室関連の特集が多いということも影響しているんですが、『女性自身』も『女性セブン』もジャニーズの撮り下ろしグラビアは減少傾向にあります。表紙に登場する回数も減っていますね。しかし、関ジャニ∞錦戸亮の脱退報道など、ネガティブなニュースは変わらず扱われており、編集部的にもジャニーズに対する忖度は薄れているように見えます」(同)

 どうやら「ジャニーズファースト」なスタンスも変わっているようだ。

「今年に入って、『女性セブン』は若手イケメン俳優のインタビュー連載を始めました。これまでなら、ジャニーズのライバルとなるような男性芸能人については、ジャニーズサイドの顔色をうかがいつつ取り上げていたんですが、そういった配慮もなくなったのかもしれません。それに、『女性自身』も『女性セブン』も、新しい地図の3人を取材する機会が増えている。この点からもジャニーズ事務所と御用メディアの間に、なんともいえない距離感が生まれ始めていることがうかがえるでしょう」(同)

 もはや、2つの女性週刊誌は「ジャニーズ御用メディア」ではなくなってしまったのだろうか。

「完全に決裂するということはなかなか考えにくいですが、過剰に仲良くすることよりも、ある程度距離感を保って、気にせずスキャンダルを報じられるくらいのほうが、編集部的にもメリットがあると判断しているのでしょう。このところジャニーズはゴタゴタが続いていて、それをスルーするというのも芸能メディアとしては不自然ですからね。それに、新しい地図が本格的にメディアに復帰しようとしている中で、ジャニーズだけにすり寄っていると、取り残されてしまうかもしれない。今の時代は、ジャニーズ一強ではないわけで、週刊誌としても上手くバランスを取っているのだと思います」(同)

 どうやらジャニーズ事務所が御用メディアをコントロールできる時代は終わったようだ。

最終更新:2019/05/06 12:00

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