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ヒモ男、路上でカノジョから公開往復ビンタの刑に 理由は……スマホ!?

衆人環視の中でも構わずビンタを食らわす女性

 中国には年間を通して、さまざまな“恋人の日”がある。バレンタインデーやクリスマス以外に、春節15日目の元宵節や旧暦の七夕がそれに当たる。

 元宵節は別名ランタン・フェスティバルとも呼ばれ、夜になるとランタンに火がともされ、幻想的な光景が町中に広がる。その昔、封建的な時代には若い女性は自由に外に出られなかったが、この日だけは遊びに出かけることが許されたことから、男女の出会いの日となっていたのが由来である。

 七夕の場合は、1年に一度だけ会える牽牛と織女のストーリーが元となり、今では恋人の日となっている。

 しかも、これらの日には、男性が女性にプレゼントを贈ることが習慣となっている。もちろんバレンタインデーも、中国では男性から女性にバラの花束などのプレゼントをしなければならない。

 そしてもうひとつが5月20日である。520は中国語で読むと「ウー アール リン」なのだが、これが「我愛你」(ウォー アイ ニー)の音と似ていることから、男女間で愛を伝える日となっているのである。

 今年も中国各地で男性から女性に愛の言葉とともにプレゼントが贈られていたのだが、逆に、女性から往復ビンタを食らった男性もいた。

 四川省の達州市の繁華街で、大勢の人が通りを歩くなか、若い女性が男性に向かって文句を言うと、いきなり男性にビンタを食らわした。1回だけではなく、何度も何度も。しかも、手のひらのビンタよりも痛いとされている、裏ビンタまで。

 男性のほうは抵抗もせず、文句も言わず、ただ女性に打たれるに任せていた。

 周囲の人が止めたにもかかわらず、女性はビンタを張り続けたことから警察官が呼ばれ、事情を聞かれることになった。

 それによると、この女性は常日頃から恋人であるこの男性の面倒を見て、衣食住すべてにお金を出していたのだが、5月20日のこの日だけは、男性からスマホをプレゼントされて愛情を表現してもらいたいと願っていたのだという。

 ところが、この男性、どうしようもないダメ男だったようで、スマホを買うお金がなく、それを女性に伝えたところ、往来の真ん中で往復ビンタを食らったということだったようだ。

 女性の気持ちはわからないでもないが、そもそも生活費を女性に頼っているようなヒモ男からプレゼントを期待するほうが間違っているともいえる。こんな男とは早めに別れて、別の男を見つけたほうがいいと思えるのだが……。

(文=佐久間賢三)

最終更新:2019/05/30 21:00
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