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「真剣勝負に水差すな!」サニブラウン、9秒台不発でスモークマシンの過剰演出に一斉ブーイング

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

日本陸上競技連盟公式サイトより

 ハイレベルな選手が揃っていただけに、勝負以上に記録が期待されていたのだが……。

 6月28日、陸上・日本選手権が行われた。何といっても注目は男子100メートル決勝。9秒97の日本記録を持つサニブラウン・ハキームが大会新記録の10秒02で2年ぶり2度目の優勝を飾り、世界選手権代表に決まった。

「前日本記録保持者の桐生祥秀をはじめ、小池祐貴、ケンブリッジ飛鳥などそうそうたるメンバーが顔を揃えるなか、サニブラウンは向かい風0.3メートルの条件下で2位の桐生に圧勝。予選の10秒05と併せて見ても余裕がある感じがしました。向かい風になると途端にタイムが落ちてしまう選手も多いのですが、自己ベストと0.5秒しか違わないタイムで周囲の10.0秒台クラスの選手をぶっちぎったのは強い証拠です」(スポーツライター)

 とはいえ、やはり視聴者や陸上ファンが観たかったのは9秒台のタイム。そんな中、レース前の演出に対する不満の声が殺到したという。

「各選手が紹介されて入場する際、周囲にはものすごい数の火花が燃え盛り、選手の姿が完全に見えなくなるほど濃い煙に包み込まれていました。これにはネット上でも『今から走る選手に煙を吸わせるとか、真剣勝負に水差すなよ』『この煙は選手にとってよくない気がする』『映像観にくいわ、選手ヤケドしないか心配』『火花&煙必要?』とブーイングが飛び交う事態になりました」(テレビ関係者)

 さすがに火薬やドライアイスの煙ではなく、おそらくアーティストのライブなどでも使われているスモークマシンを使って焚いていたのだろう。人体に有害ということはないのだろうが、それでも過剰な演出がアスリートに及ぼす悪影響は無視できない。

「100分の1という極限のタイムを争う競技ですから、ストレスを感じたり、肺などに微細ほどでも影響が出ないとも限らない。この演出さえなければ9秒台が出ていたのではと感じた人も多かったようです」(同)

 主催者は、選手のパフォーマンスを妨げるおそれのある無用な演出は控えるべきだったろう。

最終更新:2019/06/30 17:55
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