日刊サイゾー トップ > 芸能 > テレビ  > 秋葉原事件、元同僚と加藤の違い

NHK『秋葉原事件』元同僚が自問し続ける「加藤智大と自分の違い」

獄中から発表された「ファイナルラップ」

「なぜ凶行に至ったのか、聞きたいことは何十時間あっても足りない。あまりにも聞きたいことがありすぎて、その思いを込めて全力でぶん殴ってやるということしかない」(同)

 大友さんは事件後、正社員として採用され、今も当時と同じ仕事を続けている。社会への不満を抱きつつも、仕事に打ち込んできた大友さんと加藤を隔てたものは、加藤の“弱さ”ではないかと言う。

 4年前に死刑判決が言い渡され、現在は東京拘置所に収監されている加藤。昨年、獄中で発表した詩「ファイナルラップ」には、事件前の書き込みと変わらない、自己中心的な一面が垣間見える。

「他者(ひと)楽しませ生きがい増し それ奪ったのが成りすまし」

「気にしていない顔の美醜 望んだのは居場所の補修」

「絞首刑かかって来いや 首に食い込む錆びたワイヤー」

 今年5月に起きた川崎の無差別殺傷事件では秋葉原事件との共通点が取り沙汰されたが、もしも加藤にネット以外の居場所があり、彼の不満に共感してくれる人がいたら事件は起こらなかったという指摘もある。11年たっても、加藤と同じような孤独を感じる人がたくさんいるという現実、そしてそういった人間をつなぎ留める手段を、いま一度考え直す必要があるだろう。

最終更新:2019/07/10 21:00
12
こんな記事も読まれています

NHK『秋葉原無差別殺傷事件』同じ境遇だった元同僚が自問し続ける「加藤智大と自分の違い」のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

イチオシ企画

【日刊サイゾー/月刊サイゾー】編集・ライター募集のお知らせ

現在「日刊サイゾー/月刊サイゾー」 編集部のスタッフを募集しております。
写真
特集

嵐・二宮結婚に、他メンバーも続く!?

活動休止を待たず、結婚を発表した二宮。気になる他メンバーの動向は?
写真
人気連載

ゆるふわ系殺し屋マンガ2選

『ゴルゴ13』『シティーハンター』『クライン...…
写真
インタビュー

英語のプロに聞く、英語学習法

「日本人は英語が苦手」とよく言われる。英語の教材を買ったり、英語教室の門を叩いたもの...
写真