“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、田代まさしに去勢を提案!?

文=岡林敬太

撮影=おひよ

 マーシーこと田代まさし容疑者(63)が、覚せい剤所持の疑いで5度目(薬物では4度目)の逮捕。なぜ何度捕まってもシャブをやめられないのか? 薬物への依存を根本から断ち切るためにはどうしたらよいのか?――極道時代、多くのポン中を目の当たりにしてきた“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(39)が、大手メディアが触れることのできない「依存の本質」と「依存脱却の最終手段」を明かした!

***

――マーシー5度目の逮捕の報道を受け、まず何を思ったでしょうか?

瓜田純士(以下、瓜田) ダルクは無駄だと思いました。マーシーは、薬物依存症患者のリハビリ施設であるダルクのスタッフとして働いていたそうですが、彼みたいな自分に甘い奴が、一番やっちゃいけないのは、「傷の舐め合い」なんですよ。

 ダルクでは、似た者同士が集まって、朝から晩まで自分の体験談とかを語り合っているわけですから、そんなところにいたら薬物への執着がさらに増して、またやりたくなるだけじゃないですか。

――では、薬物依存症患者は、どうすればよいと思いますか?

瓜田 画期的な解決策がひとつあるんですが、それを言うのは後回しにして、まずは常識的な答えから言いましょうか。いま、世論はだいたい二分されています。半数以上の人が「反省が足りないから、また刑務所にブチ込めばいい」と思っていて、残りの人が「病気だから治療をしたほうがいい」と思っている。

 僕がこのどちらを支持するかといえば、後者ですね。刑務所に入ったところで、薬物依存は治らないからです。刑務所って、時間が止まるだけなんですよ。だからポン中に関しては、国営の治療施設を充実させて、ちゃんとプログラムを組んで、治療してあげるのがいいんじゃないかと思います。税金はかかりますけど、多くの人が廃人になるのを見過ごすよりはマシじゃないでしょうか。

 マーシーは、このままだと間違いなく廃人になりますよ。このあと懲役を務めたところで、出てきたらまた同じ過ちを犯すだろうし、60代、70代をそれで潰すと思うんですよ。で、支援者も続々と去り、孤立無援のまま死んでいくしかない。

――「自業自得」との声も聞かれそうです。

瓜田 僕も昔はそう思っていましたが、親しかった先輩がポン中になっておかしくなっちゃってからは、考え方が変わったんですよ。見捨てるのはかわいそうだと。僕がヤクザをしていた頃は、周囲はポン中だらけでした。彼らは何度も刑務所に入って、出てくるたびに親分に叱られて、涙を流して反省をする。けど、また同じ過ちを繰り返すんですよ。

――瓜田さんも2003年に覚せい剤取締法違反(所持及び使用)で逮捕されていますよね。なのになぜ、その後、更生して社会復帰することができたのでしょう?

瓜田 僕は「商品」をちょっと味見した程度で、体質的に合わなかったから、ハマらなかったんですよ。また、僕の場合、出所後にダルクではなく精神科病院に入ったのがよかったのかもしれない。そこには薬物依存以外の、いろんな症状の患者さんたちがいたから、「傷の舐め合い」をできる環境ではなかったんですよ。だから、クスリへの興味も自然と薄れていった。

 ところで、世の中の多くのポン中は、なぜ覚せい剤をやめられないと思いますか?

――目がさえてバリバリ働けるからでしょうか?

瓜田 違うんですよ。彼らの大半は、「シャブセックス」がやめられないだけなんですよ。幸か不幸か、僕はそれを体感する前にやめましたが、信じられない快楽らしいんですよ。「まるで全身の毛穴から精液が出てくるようだ」と聞いたことがあります。

 しかもこの快感は、相手がいなくても成立するんです。「シャブオナニー」ってやつですね。マーシーはかつて、盗撮で書類送検されたり、のぞきで逮捕されたりもしていますが、あれはきっと、シャブオナニーのためのオカズを探し歩いていたんだと思います。

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