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熾烈な“日8”戦争はどうなる!? 『ポツンと一軒家』と『麒麟がくる』をめぐる視聴動向が明らかに

 日曜午後8時台の各局による視聴率争奪戦は熾烈を極めているが、依然強さを発揮しているのが『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)で、23日は18.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)をマークして、4回連続で横並びトップを守った。

 一方、1月19日の初回では19.1%の高視聴率を記録したNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(長谷川博己主演)の第6話は13.8%で、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の13.4%をかわして、第2話(1月26日)以来、4週ぶりに『イッテQ』の上をいって同時間帯2位に浮上した。

『麒麟がくる』は好発進したものの、第2話以降、17.9%→16.1%→13.5%→13.2%と右肩下がりが続いていたが、第6話にして初めてのアップで、ようやく下げ止まった。今後も『イッテQ』と激しい“2位争い”を繰り広げることになりそうだ。

 ここでおもしろいデータがある。ビデオリサーチ社が発表している「タイムシフト(録画再生)視聴率」によると、9日は『麒麟がくる』が8.6%、『ポツンと』は2.5%。リアルタイムとタイムシフトを合わせた「総合視聴率」では、『麒麟がくる』が21.6%で、『ポツンと』の19.7%を制しているのだ。

 翌週の16日も、「タイムシフト視聴率」は、『麒麟がくる』が6.9%で、『ポツンと』の2.1%に大差をつけている。「総合視聴率」は、『ポツンと』が20.2%で、『麒麟がくる』の19.4%を上回っている。

 ちなみに、『イッテQ』の「タイムシフト視聴率」は9日がトップ10圏外、16日は3.8%となっている。

 これらの数字を勘案すると、“日8戦争”において、“リアルタイム”での視聴に関しては、『ポツンと』が独走。“録画再生”では、『麒麟がくる』が断トツのトップになっているわけだ。

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