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自民党・河井案里議員、救急搬送の裏で駆け巡った怪情報

河井案里公式サイトより

 お騒がせ夫婦が、いよいよ窮地に立たされている。昨年7月の参院選での違法行為疑惑が次々と明るみに出ている自民党・河井案里議員と夫の克行前法相。ウグイス嬢への不当報酬のほか、参院選公示前に克行氏から地元市議に数十万円に及ぶ不正な報酬が渡っていた疑いも浮上。28日には、広島地検の任意聴取で、疑惑の市議が不正な報酬の授受について認めたことも判明した。

 さらに30日には、渦中の案里氏が東京・赤坂の衆院議員宿舎から救急搬送されていたことも明らかになった。一体何があったのか?

「案里氏が救急搬送されたのは28日午後4時半ごろ。薬を大量に服用し、体調を崩したということだった。症状は重くないとみられるが、不測の事態も予想されただけに、永田町には緊張が走った」(大手紙社会部記者)

 実はこの件が報じられる直前、一部の関係者の間では別の情報が出回っていた。

「29日の朝のことです。『案里氏が向精神薬を多量に摂取して、救急車で東京・港区の病院に担ぎ込まれた』との未確認情報が一気に出回ったんです。この日は、広島の地元紙である中国新聞が広島市議の現金授受の証言を報じたタイミングでもある。新聞報道では、市議が『違法性の認識はあった』と証言したとも報じられており、これが立証されれば事件の“本丸”である河井夫妻に捜査の手がいよいよ及ぶことになる。そうした背景もあって、河井夫妻の動向を追うマスコミ各社が一時騒然となったわけです」(大手紙社会部記者)

 ただ、この話には続きがある。”第一報”が出回ってしばらくすると、今度はまた別の怪情報が浮上してきたのだ。

「一時は『自殺を図ったのでは』との臆測も呼びましたが、しばらくすると『体調が悪くなり、案里氏が自分で救急車を呼んだ』という情報が浮上してきたのです。案里氏は、選挙違反にまつわる疑惑が出てすぐに『適応障害』を理由に国会を欠席しています。そのため、処方されたクスリを飲んで飲酒し、自分で救急車を呼んだのでは、ということになったようです」(同)

 こうした経緯が明るみに出ると、報道陣は一気にトーンダウン。新型コロナウイルスの感染が拡大している非常時だということもあり、情報の真偽を確かめようという動きも収束してしまった。こういった反応が出たのは、案里氏のこれまでの行状とも関係がありそうだ。

「案里氏は、これまでも、物事を大げさに表現したりする悪癖があった。公職選挙法違反疑惑に際しても、官邸に『検察から不当な扱いを受けている』などと語っており、永田町ではおおかみ少年的な扱いを受けていた節がある。そのため、今回の件でも『案里氏の言うことだから……』と半信半疑の反応を示す人が少なくなかった。マスコミ側もそうした事情を知っていたからこそ、情報を“深追い”しようとしなかったんです」(同)

 結果的に案里氏の身に異変が起きていたのは事実だったわけだが、普段からの振る舞いが周囲の冷淡な反応を招いてしまったようだ。騒動の一方で、捜査は粛々と進んでいる。「自民党内では案里氏の後継候補の選定も始まっている」(同)との情報もあるだけに、Xデーを迎えるまでにさらに一波乱ありそうだ。

伊芸有象(ルポライター)

1980年生まれ。在京新聞社や週刊誌を十数年渡り歩き、フリーのルポライターとして活動。犯罪や貧困問題などを精力的に取材している。

いげいゆうぞう

最終更新:2020/03/30 16:00
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