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テレビ局が綱引き!? 2020甲子園高校野球の中継放送、争奪戦の舞台裏

イメージ画像/出典:mecha

 コロナ禍で春のセンバツの代替試合となる『2020甲子園高校野球交流試合』(8月10日開幕)の中継を大阪のABCテレビ(テレビ朝日系)、同ラジオが全試合担当することが1日に発表された。

 7月8日に組み合わせ抽選が行われ、試合は8月10日、11日、12日、15日、16日、17日の計6日間開催。出場各校が1試合ずつ、無観客試合形式で行われる。また、BS朝日やNHKなどでも全試合が完全生中継で放送される。一方、本来センバツの中継を行う予定だったTBS系列の毎日放送は開幕前日に特別番組を、大会期間中は速報番組をいずれも関西ローカルで放送する。

 在阪テレビ局編成マンは「水面下では最後までどちらの局が中継するか、争奪戦が繰り広げられていた。本来、春の大会ですから毎日放送系列のCS放送GAORAが中継するのが筋ですが、BS放送を含め力技でABCに放映権を持っていかれたようだ」と話す。また、近年はインターネットによる生配信も両局が力を入れ、視聴者数が急上昇している。

「CMスポンサー受けもいいようですし、本来の狙いは地上波、BSよりもこっちの方が狙いだったという話さえあるほどです」(同)

 例年と異なる大会の裏では、壮絶なやり取りがあったことが容易に想像できる。

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最終更新:2020/07/04 17:30
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