『グッディ！』打ち切りの安藤優子に坂上忍とのまさかの“合体プラン”が浮上

　“厄介払い”とはいかないようだ。

　秋の番組改編が水面下で進むなか、ついに「女帝」安藤優子にメスが入った。キャスターを務める『直撃LIVEグッディ！』（フジテレビ系）の9月終了が決まったのだ。

「テレビ各局は、コロナ禍で広告収入が激減する見込みです、とりわけ視聴率が低迷しているフジテレビは番組制作費の大幅な削減が命題となっています。安藤に関しては、5年前に夕方のニュースから『グデッィ！』に移った際に局と大モメになり、ギャラの値上げを飲んだ経緯がある。『グッディ！』では1回の出演で約40万円、年間で1億円以上が支払われてきましたが、それに見合う数字を残しているとは言えず、フジも放置できなくなったというわけです」（テレビ関係者）

　しかし、30年以上もフジの情報番組に君臨し続けた安藤だけに、手打ちとなるには“お土産”が必要だという。

「番組というのは、始めるよりも終わらせるほうが何倍も難しい。フジは長寿番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』を終了させた後に、石橋貴明がMCを務める『石橋貴明のタイムトンネル』を用意。それがコケると、今度は『石橋、薪を焚べる』をスタートさせています。それほどまでに功労者には気を使わないといけないのが業界の“暗黙の掟”です」（同）

　そんな安藤については、“週一の情報番組”を用意しているとの一部報道もあるが、フジテレビ関係者はこう耳打ちする。

「たとえ週一だとしても、もはや数字を取れない安藤さんのために情報番組を用意して、キャスターを続けさせる余裕はない。そのため、今後はコメンテーターとしての起用になりそうです。『グッディ！』の代わりに1時間枠が増える『バイキング』は、これまでバラエティチームが制作していたのが、情報番組チームに変更され、政治やコロナ関連のニュースも、今まで報道番組寄りになる。MCの坂上忍は、極端な政権批判に暴走しがちですから、彼の手綱を握る役回りとして、番組に合流する案が浮上していると聞きます」

　自身の番組を“奪った”相手とのまさかの合体？　ともあれ、『グッディ！』が打ち切りになっても、安藤がテレビから消えることはなさそうだ。

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