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小倉智昭『とくダネ!』でGoToキャンペーンに異論で視聴者から批判殺到「本筋からズレてる」

フジテレビ公式サイトより

 10月13日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)で、GoToトラベルキャンペーンについて取り上げていた際のMC・小倉智昭の発言に賛否両論が集まっている。

 10月から全都道府県が対象となったGoToトラベルキャンペーンだが、一部予約サイトでの上限額の引き下げや終了が消費者の間で物議に。GoToトラベルキャンペーンは実店舗のある旅行業者、宿泊予約サイト、宿泊施設を通じて予約するシステムだ。

 政府がそれぞれに予算を配分しているが、実店舗ではなくYahooトラベルやじゃらんnetなどウェブサイトを通じての予約が殺到したことによって政府が支給していた上限に達したと見られており、観光庁は予算の追加配分も検討している。

 しかし、この騒動について小倉は「経済再生のためにGoToは役に立つかも分からないけど、それにしてもGoToに関しては見切り発車だったんで、こういう混乱が起きてしまったわけでしょ。もうちょっと手立てはなかったんですかね?」と苦言。

 さらに、番組ではまだ間に合う予約サイトやホテルや旅館に直接予約をする方法を紹介していたが、多少の手間がかかることが取り上げられると、小倉は「面倒くさいよね」とぼやき、「しかも恩恵にあずかる人は国民みんなじゃないからね。行けない人にはなんの役にも立たないじゃないですか」とキャンペーンを批判していた。

「これに出演者のお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーは『旅行の時点で行ける行けないという不平等さはどうしてもある』とフォローしていましたが、小倉はなおも止まらず、『どんなに安くしたって余裕がないと旅行なんて行けないですからね!』とヒートアップ。

 視聴者からは『本当、貧乏暇なしの人には関係ない』『思ってること言ってくれてすっきりした』という声も聞かれましたが、多く寄せられたのは、『お金がない人に旅行に行ってもらう制度じゃないのに本筋からズレてる』『旅行に行けない人に合わせてみんな旅行を自粛した方がいいと思ってるの?』『それを言い出したらすべての補助金の価値を議論し直さなければならない』といった批判でした。そもそもGoToトラベルキャンペーンの目的は旅行業界、観光業界の活性化。旅行できない人に旅行してもらうためのシステムではないため、批判がズレているとして物議を醸してしまったようです」(芸能ライター)

 小倉の批判は逆に不快感を買ってしまうことになったようだ。

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最終更新:2020/10/14 06:30
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