千原せいじ、CM「スキャンダル」裏側暴露に広告業界からブーイング！ 半年で2度の不倫が報じられ…

　お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじが、関西ローカルの情報番組で芸能人の不祥事発覚後の対応の舞台裏を暴露した。

　2019年、半年間で2度の不倫が週刊誌に報じられたせいじは、当時CM出演しており「最初（の不倫騒動では）『問題ない』で終わった」と不問に付されたと告白。ただ、2度目のときは危機管理上の観点から「さすがにやめる（打ち切る）となった」という。

「タレントをCMに起用する際、私生活に問題のあるタレントは基本的に除外するのですが、どうしてもクライアント側の強い要望でリスクのあるタレントを起用する場合、不祥事が起きた際、違約金などのペナルティーを回避できる条項が入ることはある」（広告代理店社員）

　一方で、せいじがこうしたことを公共の電波を通じて明かしたことには「契約の中身をペラペラ話してしまうことは非常にまずい。機密事項扱いのものもあり、今後、キャスティングでも推せなくなってしまう。少しでも私生活に難があるタレントが広告に起用される場合、違約金が発生しない条項を盛り込むよう求めてくることが続出する可能性を生んでしまう。こうしたことはあくまでクライアント側が希望する際の特例であって通常、タレント側が要求してははならないこと」と憤る。

　世間では先月末、道路交通法違反などの容疑で逮捕、その後釈放された俳優の伊藤健太郎の「違約金問題」が話題を呼んでいるが……。