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ジャニーズカウコン中止でフジが代替年越し番組「数字が良くても悪くても厳しい」という裏事情

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となった、ジャニーズ事務所所属グループによるカウントダウンコンサート。毎年同コンサートを中継していたフジテレビは、年越し番組『日本中に元気を!!ジャニーズカウントダウン2020-2021~東京の街から歌でつながる生放送~』を放送すると発表した。関ジャニ∞の村上信五がMCを担当し、東京各地から11組のジャニーズグループが歌を届けるという内容だという。

「毎年の東京ドームで行われている“カウコン”に比べれば、かなりこじんまりとしたものになりそう。たくさんのお客さんを呼んで盛り上がるということもできませんからね。ただ、制作サイドとしてはカウコンを中継するよりも楽な部分も多いと思います。通常の音楽番組と同じ形で作ればいいわけだし、演出も制作サイドに委ねられる。カウコン中継よりも、毎年この形でやってほしいと願っているスタッフも少なくないと思います」(テレビ局関係者)

 毎年視聴率10%前後は固いと言われるジャニーズカウコンだが、もしも今年の年越し番組が高視聴率を記録したならば、今後にもかかわってくるという。

「フジの局内には落ち目になっているジャニーズとの関係性をリフレッシュすべきではないかという声も多い。もし、今年の年越しの視聴率が良ければ、カウコン中継をやめて、今回のようなフジ主導の音楽番組にシフトすべきだという意見もあるようです。しかも、ジャニーズだけでなく、いろいろなアーティストや芸人を出演させて、年越しでバラエティ版『FNS歌謡祭』のような番組を作ったほうがいいのではないかとさえ言われているようです」(同)

 ここで追い込まれていくのがジャニーズ事務所だ。

「ジャニー喜多川さんが亡くなり、退所がや不祥事を起こすタレントが相次いで、ただでさえ“落ち目”だと言われている中で、もしも今年の年越し番組が低視聴率だったら、さらに“落ち目”のイメージが強くなる。逆に視聴率が良かったら、フジ側が“カウコンの必要なし”と判断し、“脱ジャニーズ”に進みかねない。ジャニーズにとっては、どっちに転がっても良い結果にはならないというわけです。新型コロナウイルスが元凶だとはいえ、かなり厳しい状況ですね」(同)

 絶対的な影響力を誇っていたジャニーズ事務所が迎えた正念場。2020年をいい形で終わらせることができるのだろうか。

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最終更新:2022/12/13 18:45
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