元日ハム宮台康平が、トライアウトで活躍！ 各球団が狙う“東大ブランド”

　プロ野球・福岡ソフトバンクホークスが、北海道日本ハムファイターズを退団した宮台康平投手に選手としてオファーしていることが判明した。

　ただしソフトバンクは日本ハム同様、育成契約でのオファーだといい、さらに東京ヤクルトスワローズは支配下選手として、水面下で交渉しているといわれている。7日に神宮球場で行われた「12球団合同トライアウト」では3者連続三振を奪い、目玉として躍り出た。

　3年前のドラフト7位でプロ入りした左投手について、プロ野球OBは「宮台の獲得は最終的に別の狙いがあります」と話す。

「宮台は東京六大学野球のひとつ、東京大学出身です。プロ野球界においても“東大ブランド”は貴重な人材。仮に選手として大成しなくても引退後、フロントに転身させて球団経営者として第2の人生を歩ませることも可能です。各球団は、そうした先々のことをふまえて、どこまで条件提示できるか。ここが大きいですね」

　新型コロナがプロスポーツ界を直撃し、日本で最も人気があるスポーツのひとつである球界であっても、苦しい経営状態に陥っている。

　掘り出し物のプロ野球選手として、宮台は最終的にどのチームの選ぶのだろうか。