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「肝いり」聖火リレーからついに菅首相も逃亡? 逆風相次ぎ東京五輪もはや風前の灯火

文=大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

「肝いり」聖火リレー菅首相欠席 東京五輪もはや風前の灯火の画像1
写真/GettyImagesより

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今夏の東京五輪開催がますます風前の灯火と化している。本番に向けて大きな一歩となる聖火リレーについて、菅義偉首相が25日に福島県のJヴィレッジで参加予定だった出発式に欠席することがわかった。

 菅首相は今回の件について質問できなかった報道機関に文書で回答。「国会日程などを総合的に勘案して出席を見合わせる」と説明。また五輪本番が少しずつ近づいていることを「実感していただく貴重な機会。聖火が全国を巡ることを期待している」としたという。

 東京五輪を巡ってはかねてより菅首相は「人類がコロナに打ち勝った証、東日本大震災からの復興を世界に発信する機会」と繰り返し話してきたが初っ端から当の本人がいなくては本末転倒ほかない。地元関係者もこれにはあっけにとられている。

「菅総理はあれだけ復興五輪を強調して何としてでも聖火リレーをやり切るという強い思いで推進してきたのに、開始2日前に突然、国会日程を総合的に判断して欠席ですか。よほど国会対応にお忙しいのでしょうね(苦笑)」

 永田町関係者は「主と1都3県の緊急事態宣言が解除されたばかりですが、その前から新規感染者数は増加の一途をたどっており、今東京を離れて聖火リレー出発式なんかにいったら、野党からの厳しい追及はかわせても、世論が政権をひっくり返すかもしれない。表面的に見えている以上に菅政権はかなり弱り切っており、もはやレームダック状態といっても過言ではない」と重症のようだ。

 また、23日には5月中旬に聖火が通る予定の福岡県でランナーを務める予定だった女優の黒木瞳の参加辞退を県が発表。密集回避が求められる中、自身の参加による影響を考慮してのことだ。芸能関係者は「今後もこの手の辞退は増えるでしょうね」と話す。

「これまではスケジュール日程が合わないとして参加を急に辞退するタレントが多かったのですが、密集回避に不安を覚えての参加辞退となれば、それこそ素人ランナーでも理由になる。黒木さんの辞退理由は今後、有名人ランナーにも『密集回避しないのか?』などと有形無形のプレッシャーがかかるでしょうし、この流れは止められないでしょう」

 間が悪いことは続く。同日、日本オリンピック委員会の理事会ではオリ・パラ開催後に予定したメダリストの合同パレードを取りやめ、オンライン形式に変える検討を始めると発表。7月上旬に予定されている日本代表の結団式、壮行会も同様となることが判明した。

 5年前のリオ五輪後のパレードにはおよそ80万人が集結、お祭り騒ぎのフィナーレを飾っていたがそれもなくなる公算となった。ない尽くしでも五輪を開きたいのか、答えは世論が示している。

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

最終更新:2021/03/28 17:00

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