石原さとみはそれでも聖火ランナーを務めるのか? 「なぜ長崎?」とのツッコミと森発言の影響は…

文=本多圭(ほんだ・けい)

石原さとみ

 いよいよ3月25日に迫った東京五輪・パラリンピックの聖火リレー。ところがここにきて、ランナーを務める予定だった芸能人や有名人の辞退が相次ぎ、“辞退ドミノ”状態となっているが、そんななか、長崎県でランナーに選考されている女優・石原さとみの動向に注目が集まっているという。

 「彼女の選考に関しては、以前から県民の間で疑問視されていたんです。そこで、この機に乗じて、石原側が辞退を申し出るのではないかと注目されているのです」(スポーツライター)

 たしかに石原の出身は東京だが、なぜ長崎県の聖火ランナーに選ばれたのか。県担当者はメディアの取材に、「石原さんの場合は、10年以上前に仕事で被爆者の方とお会いして戦争体験を聞いて以降、感銘を受けてその後もプライベートでも会いに行っている」と説明していた。

 ところが、その後、NHK大河ドラマ『麒麟が来る』で織田信長の正室・帰蝶役を務めるはずだった女優・沢尻エリカの代役として、女優・川口春菜の起用が決定。長崎県五島市出身の川口は、郷土愛が強いことで知られ、自身のYouTubeチャンネルでたびたび故郷をアピールしていたことから、県民の間では「川口春菜のほうが適任ではないか」という声が高まっていったのだ。

 「県民の不満もあいまって、巨大宗教団体『創価学会』の熱心な学会員で知られる石原を、学会が公明党を通じてゴリ押しした、という情報が流れたんです。石原サイドも、当時、五輪直前の放送スタートを予定していた主演ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)の番宣のためにオファーを受けたのでは、と言われていました」(前同)

 ちなみに、芸能人の聖火ランナー選考に関しては、岐阜県でも東京出身のお笑いタレント・みやぞんと俳優・山本耕史が選ばれ、やはり疑問の声が上がっている。

「岐阜県も、急遽開いた記者会見で、みやぞんと山本を選出した理由を説明していましたが、こじつけそのもの。要するに、多くの自治体が、有名芸能人を走らせることで、地元の宣伝や活性化を狙っていたのです」(前同)

 ところが、その後、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗・前会長が、新型コロナウイルス対策を問われ、一般客の観覧が懸念される聖火リレーに対して「有名人は田んぼを走ったらいい」と発言。これを受けて、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が“沿道に人を集める必要がないなら”と、聖火ランナーを辞退。これを機に、“スケジュールの都合”としながらも、大物演歌歌手の五木ひろし、常磐貴子、玉城ティナ、斎藤工、渡辺徹、窪田正孝、TOKIOらの辞退が次々と明らかになっている。

 「“スケジュールの都合”としていますが、田村と同様、森氏の発言にやる気を失くした人も多いはず。目立たないなら、芸能人が聖火ランナーを務めるメリットはありません」(中堅プロマネジャー)

 そんななか、石原を選考した長崎県では、聖火ランナーをめぐる新たな不祥事が発覚した。

 「森氏の女性蔑視発言を受けて、全国で一般の聖火ランナーやボランティアの辞退が相次ぎましたが、長崎県佐世保市の大学院女性が聖火ランナーを辞退する際、県から、辞退の理由を“諸般の事情“とするよう提案されていたことが発覚したのです。女性は、森前会長の女性蔑視発言への不信感を理由にしていたため、『(辞退の理由を)隠蔽しようという意図を感じた』と怒りを顕にしています」(前出のスポーツライター)

 こうした隠蔽工作の発覚で、県の対応への批判が高まるなか、“聖火ランナーといえば、なぜ石原を選考したのか”という疑念が再燃しそうだという。

 「石原は人一倍プライドが高いと言われています。県民の不満もさることながら、そもそも、森前会長の女性蔑視発言と芸能人蔑視発言に耐えられないのではないか、という声があがっているんです」(前同)

 まだまだ続きそうな聖火ランナーの“辞退ドミノ”。石原の動向が注目される。

本多圭(ほんだ・けい)

本多圭(ほんだ・けい)

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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最終更新:2021/03/12 13:00

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