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マリエの告発にやるせなす・中村が語った“認識の違い”という名のセクハラ

文=久田萬美(アイドルライター)

マリエの告発にやるせなす・中村が語った認識の違いという名のセクハラの画像1
やるせなす Watanabe Entertainment 公式サイトより

<芸人さんとアイドルがみんな並んで、半円みたいなソファに出川さん、やるせなすさんとかアイドルがいて、真ん中に紳助さんと私がいるの。それで、『ヤラせろ、ヤラせろ』と>

 モデルのマリエが18歳当時に島田紳助氏から「枕営業」を強要されたと告発した騒動が泥沼化している。とりわけダメージが大きいのが、その場に居合わせ、島田氏に同調したと名指しで批判された出川哲朗だ。

「14日に所属事務所を通じて完全否定したものの、公式サイトに掲載されていた出川の最新出演情報が削除される事態となっています。番組サイドやスポンサーにクレームが行かないよう配慮したのかもしれませんが、神経を尖らせているのは間違いない」(芸能記者)

 そんななか、4月15日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた内容がネット上で話題を呼んでいるという。

「記事では、テレビ局関係者のコメントとして、出川同様に名指しされていたやるせなす・中村豪の肉声が掲載されています。それよれば、枕営業については否定したものの、島田氏がMCだった『世界バリバリ☆バリュー』(TBS系)の打ち上げでマリエと会ったことは認め、『確かにその日、ソファ席で下ネタを話したし、席にマリエさんがいたことも覚えている』と話していたといいます」(週刊誌記者)

 この中村の発言が事実であれば、出川の全否定とは辻褄が合わないようにも思うが…。

「普通、15年も前の忘年会で誰と何を話したかなんて覚えていませんよね。ましてや酒が入っていたならなおさらです。それでもソファで下ネタ話したこと覚えているということは、よほど衝撃的なことが起きていたと推察される。島田氏が『愛のない快楽だけのセックスをしよう』とマリエに迫り、出川とやるせなすが『やっちゃえやっちゃえ』と言ったとの話ですが、それが中村からすれば『下ネタ』で、マリエにとっては『枕強要』だったのかもしれません。いずれにせよ、未成年を囲んで50代の怖いおっさんたちが下品きわまりない下ネタを浴びせたとしたら、それは完全なセクハラで、いずれにせよアウトではないか」(前出・週刊誌記者)

「認識の違い」「そんな意図はなかった」で許される話ではないだろう。

久田萬美(アイドルライター)

久田萬美(アイドルライター)

1990年生まれ。大学卒業後、某週刊誌のカメラマンを経てフリーライターに。2ちゃんねるネイティブ育ちで根っからのゴシップ好き。

最終更新:2021/04/16 19:30

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