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「有吉にハマれば売れる」の法則で、もう中学生がブレイク! 次はレイザーラモンHGで決まりか

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 ここ最近、バラエティ番組への出演数を増やしているのが、ピン芸人のもう中学生だ。

 日本テレビ系『有吉の壁』、フジテレビ系『千鳥のクセがスゴいネタGP』、4月23日放送のテレビ朝日系『マツコ&有吉 かりそめ天国』2時間スペシャル、4月20日放送ABCテレビ『相席食堂』などに出演。さらに4月スタートのTBS系『オトラクション』では、ナレーターとしてレギュラー出演している。

「もう中学生は、以前から芸人の間では“天才”と称されていましたが、ここ最近は有吉さんにハマったことで、一気に地上波テレビでの露出が増えて注目度が増しているんです」(芸能事務所関係者)

 有吉弘行にハマった芸人は、しぶとく生き残っていくというジンクスもある。その代表例が、とにかく明るい安村だ。

「安村は、当初一発屋芸人となってしまいそうな雰囲気でしたが、有吉さんの大のお気に入りで、『有吉の壁』に出演するようになったんですよ。そこで、しっかり体を張って笑いを生み出していった結果、番組には欠かせない存在になった。笑いのために覚悟を決めている姿勢が、ちゃんと世間に伝わり始めていますね」(同)

 また、有吉のことを「お師匠さん」と呼んで慕う、平成ノブシコブシの吉村崇も同様だ。

「『ピカルの定理』(フジテレビ系)が放送されていた頃は吉村さんも、それこそ今の霜降り明星のような形で、同年代のリーダー的存在になりそうな空気もありましたが、『ピカル』の終了と共に勢いは失速。そのまま落ちていきそうなところで、有吉さんにハマって、いろんな番組に出るようになったんですよね。今となっては、安心して“サブMC”や“裏回し”を任せられる芸人という立ち位置を確立しています」(同)

 そして、長らく有吉にハマり続けているのが、レイザーラモンHGだ。

「有吉さんは、以前からずっとHGを絶賛しています。レイザーラモンのYouTubeチャンネル生配信を心待ちにして見ているほど。『アメトーーク!』の芸人ドラフト会議でも、有吉さんはHGを指名していたし、今後はどんどん有吉さんの番組にHGが出演していくことになるはずです」(同)

 ここ数年はコンビでの漫才に力を入れていたレイザーラモンだが、現在はかつてのHG衣装を復活させている。

「現在はハードゲイではなく“HOT GUY”の頭文字をとってHGということになっていて、より幅広い層に愛される形にリニューアルを試みているようです。さらに、RGが振った人名や単語に対し、HGがハードめな下ネタを重ねていくコンビ芸も完成しつつあり、ネタのパッケージとしてもキャッチーになってきている。このまま再ブレイクという可能性も十分あるでしょうね」(同)

 ヒットメーカー有吉弘行が、レイザーラモンHGを再びスターダムに押し上げる日も近そうだ。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2021/04/26 14:00
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