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首相「緊急事態宣言は期間を短く」「高齢者ワクチン接種完了」の不可解さ

「逃げたのではなかった」伊藤健太郎の独占告白に残る疑問

 今週の新潮のトップは、俳優の伊藤健太郎(23)の独占告白である。伊藤は昨年10月28日の夕方、東京・渋谷区の交差点で、ランドクルーザーを運転していて、クルマをUターンさせた際、対向車線から来た2人乗りのバイクとぶつかったが、そのまま百数十メートル走ってから現場に戻ったことから、「逃走」だとして、ひき逃げ容疑で逮捕されたのである。

 モデル出身で、このところヒットドラマに出たり、NHKの連続テレビ小説『スカーレット』に出たりで、人気俳優になり、釈放されたときは、多くのマスコミが殺到した。

 相手側と示談が成立し、不起訴処分になったのだが、「事件現場から逃走した」というイメージが払しょくできていないと、新潮が一肌脱いだようである。

 伊藤のいい分は、「逃げたのではない。現場は交通量が多いため、その先で左折して戻ってこようと考えたのだ」というものだ。だが、読んでみたが、どうしても、事故だとわかった時点で車を止めて、被害者を助けなかったのかという疑問は残る。

 伊藤は、「一生かけて償っていきたい」と語っている。しばらくは役者を休み、自分を見つめ直す時間が必要だろう。

 ジャニーズ事務所の“長男”といわれていた近藤真彦が突然、事務所を退所した。

 文春に不倫を報じられ、いたたまれなくなったということだろうが、ジャニーズ事務所の優等生である少年隊の東山紀之(54)が2日、司会を務めるテレビ朝日『サンデーLIVE!!』(日曜前5・50)で、厳しい言い方をしたとスポーツニッポン(5月3日付)が報じている。

――退所した近藤真彦(56)について「退所の仕方に大きな疑問が残る」と厳しい見方を示した。「後輩たちにもファンにも説明がなかった」と振り返り「自分自身を犠牲にして助けてきたスタッフの方の思いをどう受け止めているのか。退所のコメントも凄く薄っぺらく感じる」と一刀両断した。
 近藤が退所に伴い発表したコメントには、事務所や後輩に対する感謝はつづられていたが、ファンへの言葉がなかった。事情をよく知る関係者は「ジャニーズのタレントが最も大切にしなければならないのがファン。そこに対する言葉がなかったことに東山さんは違和感を覚え“薄っぺらい”と厳しく表現したのでは」と話した――

 こうして結局、「誰もいなくなった」ということになるのだろうか。

 TOKIOの長瀬智也(42)も3月末にジャニーズ事務所を退所した。「芸能界から次の場所へ向かいたい」という彼が残した言葉が話題のようだ。俳優としての演技力も存在感もある長瀬が、芸能界から引退してしまうのか。

 長瀬が始めたインスタグラムに、釣りや音楽に興じ、ガレージでカスタムする姿がアップされているという。ハーレーダビッドソンを10台以上所有する長瀬だが、ジャニーズ事務所時代はレースへの出場を止められていたので、これからは堂々と出られると楽しみにしているそうだ。

 40を過ぎるまで、不自由なアイドル生活を送ってきたのだから、これからは自分のやりたいことをやればいい。

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