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松たか子、広瀬すず、中山美穂もラップを披露…『まめ夫』『ネメシス』などから見る現代ドラマとラップの関係

文=加賀美ジョン(かがみ・じょん)

STUTS公式Twitterより

 カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌「Presence」が話題だ。「STUTS & 松たか子 with 3exes」名義となっており、サビは主演の松たか子の歌となるが、他はラップというヒップホップ調の楽曲で、1話ごとに異なるラッパーをゲストに迎え、「Presence I」「Presence II」……と変わっていく仕掛けとなっているのだ。

 さらに、第1話では松が、そして3人の元夫がフィーチャーされた第2話、第3話、第4話では、これを演じる岡田将生、角田晃広(東京03)、松田龍平がそれぞれ、わずかながらラップ・パートにも参加。エンディング映像はそれぞれ撮り下ろしのシーンも用意されるなど、凝った趣向になっている。

「脚本の坂元裕二が『主題歌は松さんでラップはどうだろう?』と提案したことがきっかけとなり、佐野亜裕美プロデューサーは、TBS時代の先輩にあたる藤井健太郎プロデューサーに相談。『水曜日のダウンタウン』などで知られる藤井Pはヒップホップ好きとしても知られており、星野源とのコラボでも知られるトラックメイカー/MPCプレイヤー・STUTSの起用や、ゲスト参加のラッパー陣のチョイスは藤井Pによるものだそう」(テレビ誌ライター)

 これにより、KID FRESINO、BIM、ゆるふわギャングのNENE、Daichi Yamamoto、BAD HOPのT-Pablowと、地上波プライム帯ではなかなか目にすることのない気鋭ラッパーたちが話題のドラマに登場することになったわけだ。ストーリーもさることながら、次はどのラッパーが登場するのかという点でも注目を集めている。

 日本でラップやヒップホップといえば、かつては「チェケラッチョ」扱いされ、コメディや嘲笑のネタとされることがほとんどだった。しかしここ最近は、風向きが変わりつつあるように思われる。特にドラマではここ数年、制作側が積極的にラップの要素を取り入れる例が増えている。

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