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もはやヒロインは川口春奈じゃない? 『着飾る恋』横浜流星の魅せ方に命をかけるTBS制作陣

文=東海林かな(しょうじ・かな)

『着飾る恋には理由があって』
『着飾る恋には理由があって』公式サイトより

 川口春奈が主演を務める『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の第8話が6月8日に放送された。世帯平均視聴率は8.5%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と、火曜ドラマ枠としてはもう一歩な印象だ。

 そんな中、モデルプレスが発表する「2021年春ドラマ胸キュン男子ランキング」で横浜流星演じる藤野駿が2位に輝いた。1位は『恋はDeepに』(日本テレビ系)の綾野剛が獲得。ファンタジーすぎるストーリーが酷評されている『恋ぷに』だが、それとこれは別のよう。シリアスな役柄の多かった綾野が演じるピュアな御曹司役にときめく視聴者は多かったようだ。

 運命に翻弄される綾野剛もよかったが、心が揺れ動くさまでは横浜流星も負けていない。第8話では、かつての恋人であり、駿がシェフを務めていた「Hortensia(オルテンシア)」のオーナーの娘でもある福本葉菜(山本千尋)と再会。店が危機に陥っていることを聞くも、葉菜からは<私だってあなたにだけは頼みたくない>と言い放たれ、オーナーからも近づくなとあしらわれてしまう。

 『着飾る恋』はラブストーリーだが、恋愛においていえば、主人公の真柴(川口)のほうが芯があり、揺れる駿をリードしている描写が目立つ。第8話でも、悩んでいることを隠そうとする駿を待ち伏せして吐かせる真柴の男前なシーンに「真柴ちゃんカッケエ」などと感想が集まった。

 逆に、駿のヒロイン感はドラマを通して随所に表れている。例えば第6話のラスト、葉山(向井理)の存在に身を引こうとする駿と真柴のベランダシーンでは、<俺はもういいよ>とわざと明るくする駿に、険しい表情の真柴が<黙れ>と静かに一喝。それ以上喋らせまいと駿の口もとを手でふさぎながら、<いい? よく聞いて。藤野さんが好き>と駿を黙らせるのだが、口もとが見えないことで強調された駿の潤んだ瞳はまさしくヒロインだ。一昔前のステレオタイプなら「男らしくない」とか「立場が逆だ」とさえ言われかねないのだが、その儚さがウケている。

 映像としても、制作陣は川口春奈より横浜流星に掛けているのではと思ってしまう。横浜流星といえば、持ち前の長いまつ毛がチャームポイントだ。くるんとした見事なまつ毛は、『着飾る恋』キャスト発表後のSNS生配信で川口が思わず言及するほどの逸品。横から見てもしっかりシルエットが映るため、整った顔立ちと相まって儚げな表情をより際立たせる。ここぞというシーンで横浜の横顔を切り取りがちなのは、おそらく気のせいではないだろう。SNS上の視聴者も制作陣の意図にまんまとはまっているようで「横顔が好き」「横浜流星くんの横顔は何億回もいうがエベレスト級」などという感想を放送ごとにつぶやいている。

 モデル出身であり十分なルックスを持ち合わせる川口を差し置いて、横浜の端正な横顔や、儚い表情の切り取りに命をかけている『着飾る恋』。徹底して映される「恋に揺れ動く横浜流星」という極上の味わいに、視聴者たちは魅了されているのかもしれない。

■番組情報
火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』
TBS系 毎週火曜日22時~
出演:川口春奈、横浜流星、丸山隆平(関ジャニ∞)、中村アン、山下美月(乃木坂46)、高橋文哉、向井理、夏川結衣、飯尾和樹(ずん)、赤ペン瀧川、木本夕貴ほか
脚本:金子ありさ
演出:塚原あゆ子、棚澤孝義、府川亮介
プロデューサー:新井順子
音楽:神山羊、兼松衆、田渕夏海
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kikazarukoi_tbs/

東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2021/06/15 12:30

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