日刊サイゾー トップ > 芸能 > テレビ  > 『家つい』久々に真骨頂を見た!

『家、ついて行ってイイですか?』久々に真骨頂を見た! 酒で滅茶苦茶な夫と、機嫌を損ねる妻の老夫婦

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

『家、ついて行ってイイですか?』久々に真骨頂を見た! 酒で滅茶苦茶な夫と、機嫌を損ねる妻の老夫婦の画像1
『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)

 6月23日放送『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京系)に、2組の夫婦が登場した。その生活ぶりはかなり対照的なのだが、共通しているのは幸せを謳歌しているところ。今回は、題して「波乱の人生謳歌する人SP」である。

駆け落ちどころか拉致で結婚した2人が迎える金婚式

 足立区の激安スーパーで番組が声を掛けたのは、72歳の男性。「買い物の後、どうするんですか?」と質問すると「DIY。大家さんに叱られない程度に、手作りで自分の賃貸マンションを造作して」と、この男性は返答した。そんな彼の家にスタッフはついて行くことにする。

 ちなみに現在、彼の子どもたちは独立しており奥さんとの2人暮らしだそう。夫婦が出会ったのは東洋大学の同級生だった頃で、もう半世紀以上の付き合いになるとのこと。来年は金婚式を迎えるようだ。

「認められない結婚だったので、強引に(奥さんを)連れて逃げたっていうね」(男性)

 いきなり、凄いことを言うな……。男性のお宅に到着すると、馴れ初めだけでなく家も凄かった。本物のドアの前に手作りの自作扉を勝手に設置しているし、自作の木製棚でたくさんの花を飾っているし、ワクワクする家である。しかも、どの棚にもハートの形をくり抜いてあるのが可愛らしい。

「学生のときに知り合ってるでしょ、私たち? (夫の)私に対する一途な思いは変わってない」(奥さん)

 ご主人の創作物は、およそ500以上。さらに、家の至るところに手すりが取り付けてあった。これもDIYだ。

「手すりも付けてくれて、すごい楽。私がケガをしちゃって入院してたんですけど、帰ってきたら手すりが付いてたんです」(奥さん)

 奥さんは約30段ある階段から落っこちてしまい、全身打撲、顔面骨折、右腕複雑骨折で意識不明に陥り、死の淵をさまよったことがある。およそ1カ月病院のベッドから動けなかった奥さんのために、ご主人は手すりを取り付けてあげていた。

「なるべく私が転ばないように。助かりましたよ。本当によくやってくれたんです。そういうことがあったから、私も頑張って早く元気にならなきゃなあって」(奥さん)

 奥さんに対するご主人の愛は、大学時代から変わらない。2人の出会いは1年生の終わりごろ。ご主人が奥さんに熱烈アプローチしたという。

奥さん 「私ね、結構人気あったんですよ。モテてたんです」
ご主人 「それで、(妻を)喫茶店呼び出して」
奥さん 「即、『あー、もう……ちょっといいです』って断ってたんです」
ご主人 「まず、それが第1回目。それで32回フラれた」
奥さん 「私の時間割全部調べて、私の教室のところに必ずいるんですよ」
ご主人 「図書館も行ったかな」
奥さん 「上野駅でも3~4回(待ち伏せ)。完全なストーカーだった」
ご主人 「逮捕だよ」
奥さん 「今だったら完全に訴えられますよ。本当にしつこかったの。どこにでもいたもん! でも、最後は可哀想になっちゃったんです」
ご主人 「同情だよね」

 ということは33回目の告白で奥さんが根負けし、OKを出したということ?

奥さん 「OKじゃなくて、無理やり連れて行かれちゃったって感じですね。一緒に(大学の)卒業式を出て、そのままこの人と一緒に夜汽車に乗って(夫の地元の)石川県まで行ったんです。『一緒についてきてくれなかったら俺は死ぬ』って言われて、もうしょうがないかなって思って」
ご主人 「脅かした。田舎のほうで就職も決まってたんで、一旦別れたら二度と会えないような気がしたのでね。それで強引に」

 駆け落ちというより拉致だ。何しろ、後に奥さんのご家族が捜索願いを出したというのだから。しかし、2人は石川県で結婚式を挙げてしまっていた。「ストーキング→脅迫→拉致→結婚」という波乱万丈の流れである。そして、結果的に来年金婚式を迎える。

奥さん 「手すりを作ってくれたり、夜中に私が『トイレに行きたい』って言ったら『夜中のデートだな』とか冗談言いながらそばで支えてくれたり。最初に出会ったときと同じように一途に気持ちが変わらず、誠実さというか優しさを感じますよね……ちょっと照れた(笑)?」
ご主人 「うん」
奥さん 「全然後悔してないですね。本当に良かったなあって思いますよ」
ご主人 「やっぱ、諦めなくて良かった」

 始まりは、ほとんどストーカーだった。でも、結果論だけど、2人は素敵な夫婦になったのだ。

 実は今、ご主人には製作途中のDIYの新作があるという。自転車で引く木製のキャンピングカーだ。しかも、水陸両用らしい。えっ、木製なのに水陸両用!?

「できるかどうかわかないけど自転車で引っ張って、1カ月かけてこれで金沢へ帰る」(ご主人)

 水の上を走るだけでなく、これで金沢を目指すなんて怖すぎる。さすがに心配である。やっぱり、いろいろと無茶な人だ。

12

『家、ついて行ってイイですか?』久々に真骨頂を見た! 酒で滅茶苦茶な夫と、機嫌を損ねる妻の老夫婦のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

イチオシ企画

[月刊サイゾー×LINE LIVE]誌面掲載争奪オーディション結果発表

人気ライブ配信アプリと「月刊サイゾー」がコラボするオーディション企画開催中!
写真
人気連載

ジャッキー・チェンが驚愕の反香港・親中共発言!

 香港を代表するアクションスター、ジャッキー...…
写真
インタビュー

『神カル』新型コロナに打ち勝つ“唯一の道”

「新型コロナウィルスを前代未聞の脅威たらしめている理由のひとつは、その『秘匿性』にあ...
写真