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【防衛省】「宇宙・サイバー・ 電磁波領域」への取り組みを強化… 安全保障は新たな局面へ

文=鷲尾香一(わしお・こういち)

【防衛省】が「宇宙・サイバー・ 電磁波領域」への取り組みを強化… 安全保障は新たな局面への画像1

「宇宙・サイバー・ 電磁波領域」が日本の安全保障上で、非常に重要になっている。防衛省は2020年版の防衛白書で、特集を組んでいる。

「宇宙・サイバー・ 電磁波領域」の重要性について、「防衛大綱における防衛力の果たすべき役割のうち、宇宙・サイバー・電磁波の領域においては自衛隊の活動を妨げる行為を未然に防止するとともに、わが国への攻撃に際しては宇宙・サイバー・電磁波の領域を活用して攻撃を阻止・排除する」という考え方を示している。

 具体的な宇宙空間における防衛省・自衛隊の取り組みは、
①宇宙空間の安定的利用を確保するための宇宙状況監視(SSA:Space Situational Awareness)体制の構築
②宇宙領域を活用した情報収集、通信、測位などの各種能力の向上
③電磁波領域と連携して、相手方の指揮統制・情報通信を妨げる能力を含め、平時から有事までのあらゆる段階において宇宙利用の優位を確保するための能力の強化に取り組んでいくこととし
④宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの関係機関や米国などの関係国との連携強化を図る
――ことを打ち出している。

 SSAの強化では、人工衛星に接近して妨害・攻撃・捕獲するキラー衛星の開発・実証試験が進められており、宇宙を監視し、正確に状況を認識するための宇宙状SSAを強化することを目指している。

 また、宇宙領域専門部隊を強化するため、2020年5月の宇宙作戦隊新編に続き、宇宙領域におけるさまざまな活動を計画・遂行するための指揮統制を担う部隊を新編するとともに、各部隊の上級部隊として宇宙作戦群(仮称)を2021年度に新編する方針だ。

 さらに、2023年度に予定されているSSAシステムの実運用に向けた各種取組を推進するとともに、2026年度までの打上げを目標とするSSA衛星(宇宙設置型光学望遠鏡)などの導入にかかる取組を進めている。

 人工衛星を活用では、10機体制を目指す情報収集衛星、多頻度での撮像を可能とする小型衛星コンステレーションをはじめとした商用衛星などの利用による重層的な衛星画像の取得を通じ、情報収集能力の強化を図る。

 通信については、部隊運用で極めて重要な指揮統制などの情報通信に使用するため2017年1月、防衛省として初めて所有・運用するXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」を、2018年4月には「きらめき1号」を打上げた。

 今後、通信所要の増大への対応や更なる抗たん性強化のため、2022年度には「きらめき3号」の打上げにより、Xバンド防衛通信衛星3基体制を目指すとともに、次期防衛通信衛星の調査研究を行う予定だ。

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