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週刊誌スクープ大賞

菅義偉首相周辺のリークか――総裁選と眞子さま、小室圭さんの「慶事」報道の関係

100代目総理大臣の椅子をめぐる候補者の顔ぶれ

 ところで、好きな女性と結婚したのに、それまで付き合っていた彼女とも付き合い続ける。

 世の中にはよくあるケースのようだが、私にはその心理がよく分からない。私でさえ、カミさんと結婚したときは、それまでの彼女と別れ、競馬断ちも1年やった。しばらくして両方ともグズグズになったが、人間には一応ケジメというものがなくてはいけない。

 ゴールデンボンバーのフロントマン鬼龍院翔(37)にはそれがなかった。

 文春によれば、「モテなかった恨みで生きている」と長い恋愛不遇時代を過ごしてきた男が、2012年に『女々しくて』が大ヒットしてから一般女性と知り合い、9月4日電撃的に結婚を発表した。

 だが、鬼龍院は10年以上前の超不遇時代、年下の女学生と知り合い、男女の仲になっていた。

 文春がそれを察知し、彼は結婚後も彼女との仲を清算できずにいると報じた。早速、鬼龍院は謝罪する羽目になったのである。ケジメつけずにミジメ鳥。

 この国には四季の移ろいを楽しむ伝統があった。地球温暖化の影響なのか、しばらく前から春と秋がなくなってきている。

 今年はそれがさらに顕著になってきていて、夏が始まったと思ったら長い梅雨が続き、夏も短く、8月後半からは秋雨と曇天ばかりで、青空も夜空を煌々と照らす月光も見ることが叶わない。

 いい古された異常気象などではなく、天変地異の起こる前触れのようである。

 そんな中、菅首相の辞任は雲に覆われた空から降り注いだ一筋の光明に思えた。だが、ポスト菅を巡る顔ぶれを見ると、この国を覆う黒雲が一掃されることはまだまだないのだと、暗澹たる気持ちにならざるをえない。

 初代の伊藤博文から数えて、次の首相は100代目になるそうだが、節目にふさわしいと思える候補は皆無である。共同通信などの世論調査では、河野太郎の支持率がトップらしいが、文春によれば河野には「3つの落とし穴」があるという。

 一つ目は、先週の文春が報じたように、官僚たちをバカ呼ばわりするパワハラ体質。文春によれば、河野の親分である麻生太郎も「河野は役人にパワハラをするから、チームとしては戦えない」とこぼしていたという。

 だが河野は、麻生や上の者には歯向かわないそうだ。そんな人間に有能な仲間ができるわけもないから、首相になったら「一体、どう組閣するのか」(政治部デスク)といわれる始末。

 強いて挙げれば小泉進次郎環境相だそうだが、彼は菅が辞任すると、「こんなに仕事をした総理はいない」と記者たちの前で涙を流し、顰蹙を買ってしまった。

 2つ目は、脱原発を標榜していることだというが、心配はいらない。9月8日に問われた河野は、「安全が確認された原発を再稼働していくのはある程度必要だ」と答えている。

 首相になるためには主義も主張もかなぐり捨てる。3つ目は菅だと文春はいう。たしかに、菅からワクチン担当大臣に指名されたが、ワクチン確保にも失敗し、いまだにワクチン接種も道半ばだ。菅のコロナ対策を批判するなら、河野も批判されて当然だろう。

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