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木村佳乃、麻生久美子と「似たもの同士」で意気投合? 「自由なお母さん」ぶりに長澤まさみも爆笑

草笛光子と中谷美紀、ベテラン女優による「仲良しの嫁姑」感漂う軽妙な応酬がおもしろい『ボクらの時代』の画像
フジテレビ総合エンタメメディア「フジテレビュー!!」より

 9月12日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に長澤まさみ、木村佳乃、麻生久美子の3人が出演した。17日に公開を予定している映画『マスカレード・ナイト』での共演者という組み合わせだ。

 長澤と麻生は2006年公開の映画『涙そうそう』で、長澤と木村は2016年放送のNHK大河ドラマ『真田丸』で共演経験があるが、麻生と木村は意外にも今回が初共演だったという。映画が唯一の趣味だという木村は、1998年に公開された麻生の出世作『カンゾー先生』を観て以来「麻生さんの大ファン」と告白していた。

 同世代の麻生と木村は、ともに2人の子持ちということもあり、息の合った場面もちらほら。家事全般が苦手という木村が「一番ダメなのは片付け」と告白すると、麻生は「一緒です」と同調。子どもたちがすぐに散らかしてしまうので途中で諦めてしまうという。

 子育てする上で大事にしていることは?との長澤の質問に、「子どももちゃんと人格を持ったひとりの人間だから、自分の思い通りにはならない」との考えを語った木村は、「親も間違えるので、間違えた時は素直に『すまん』と謝ります」ともコメント。謝られた子どもの反応について、「(頭をなでる仕草をしながら)『いいよ』って言われる。『疲れてたんだよね』って」と木村が話すと、麻生も「確かに、うちも『いいよ』って言われる、私も謝るけど」と頷きながら笑っていた。

 こうした麻生と木村の子育てトークに、長澤は「聞いてるぶんにはすごく“自由なお母さん”でいいなぁって。ふたりともちょっと似てるなって」と話していたが、どちらも「おばあちゃん子だった」など、確かに気が合う部分は多そうだった。

 もっとも、木村のほうはその独特な感性が際立つ場面も。木村はホラー映画が大好きなのだが、子どもと観ることになる時もあるそうで、子どもが怖がっていると、「これは血のりで、この傷は特殊メイクっていって、メイクさんが作っているから大丈夫」という現実的な説明をしてなだめているのだとか。また、長澤が山田孝之と共演した映画『50回目のファーストキス』は木村の子どもたちのお気に入りの作品で何回も観たそうだが、「キスシーンとかときめきシーンが大好物」な娘が「このふたりは本当に恋人なの?」と言うと、「違うよ。(恋人同士という)役柄で(やっているだけ)」とやはりわざわざフィクションであることを説明してしまうそう。この木村の“教育”に長澤と麻生は思わず爆笑していた。

 子育てトークが中心になり、残念ながら長澤が自分のことを語る場面は少なかったが、今回は前編。3人の鼎談は19日の放送にも続く。予告を見るかぎり、木村の“舌好調”は続きそうだが、長澤がデビュー当時のことを話す場面もあるようだ。次回はどんなトークが繰り広げられるか楽しみだ。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2021/09/19 06:00
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