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乃木坂46・与田祐希度胸もあるとよ! グループ初の日曜劇場出演に見る「女優としての可能性」

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TBS『日本沈没―希望のひと―』公式サイトより

 乃木坂46の3期生の中で特に安定した人気を確立しているメンバーのひとりが、与田祐希である。

 与田は3期生で最多となる10回の選抜入りを果たしており、そのうち福神(主に1列目、2列目メンバー)が9回、しかもそのうちフロントが7回という驚異の人気を誇っている。

 そんな与田だが、今回10月10日からスタートする日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)にレギュラー出演することが公表された。

 乃木坂46メンバーのうち日曜劇場に出演するのは、2019年の『集団左遷‼』に銀行のイメージガールとしてポスター出演した生田絵梨花を除くと、今回の与田が初となる。

「与田といえば、グループで一番小柄ながらも色気のある体型をしており、『小さいけど色気もあるとよ』を自らのキャッチフレーズとしています。小動物のような可愛らしいルックスをしており、男女どちらからも人気があります。9月14日の『踊る!さんま御殿‼』(日本テレビ系)に出演した際には、デヴィ夫人から『幼い顔をしている』と言われると、『メンバーからも中に小さいおじさんがいるって言われる』『アイドルとしてこれでいいのか、と考えている』と返すなど、見た目と中身のギャップがまた魅力の一つとなっています。そんな与田ですが、昨夏に映画『ぐらんぶる』でヒロイン役を務めてはいるものの、それ以外にドラマや映画で目立った活動はなかったため、『日本沈没』のレギュラー抜擢はファンにとっては嬉しいニュースです」(アイドル誌ライター)

 映画『ぐらんぶる』ではクーデレ(クール+デレ)美少女な役どころだった与田だが、男子のバカ騒ぎを虫ケラのような目で蔑んだり、男たちを足で踏んだり、さらには白目を剥いてぶっ飛んだ顔を見せるなどの体当たり演技を見せている。

「『ぐらんぶる』はコメディ要素もある“わちゃわちゃ”した映画でしたが、今回の『日本沈没』はシリアスなドラマです。与田は主演の小栗旬らが通う居酒屋の看板娘役で、危機が迫る世界における唯一の憩いの場で癒しキャラを演じるようです。確かに、与田のふわふわした雰囲気とルックスは憩いの場の癒しキャラにぴったりですが、ドラマ自体のシリアスな雰囲気を壊さずに溶け込めるのか見物ですね。『ぐらんぶる』は若手俳優ばかりの出演でしたが、今回は小栗をはじめ、松山ケンイチや杏といったベテラン俳優に混ざって芝居をすることになるので、与田にとっても飛躍の機会となるでしょう。今回のドラマ経験をグループに持ち帰って、乃木坂46ブランドをさらに高めてくれることを期待しています」(前出・アイドル誌ライター)

 グループ内では先輩や同期にいじられてはニコニコしている与田。しかし、『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の27枚目シングルヒット祈願の企画では、日本一高いバンジージャンプを躊躇うことなく笑顔で飛ぶなど、度胸満点な一面も持ち合わせている。ヒット作が続く日曜劇場で、与田が高視聴率に貢献できるか、見守っていきたい。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/09/26 18:00
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