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乃木坂46寺田蘭世が卒業! 残る2期生4人の立ち位置はどうなる?

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寺田蘭世 乃木坂46 公式サイトより

 9月17日、乃木坂46の2期生・寺田蘭世が卒業することを発表した。これでもともと14人いた2期生も、残るは4人のみとなった。

「2期生は加入時から今まで“不遇”と言われ続けていました。というのも、14人いたメンバーのうち選抜経験があるのはわずか6人。そのうち『福神』(通常1列目、2列目)に選ばれたことがあるのは堀未央奈と北野日奈子のみで、フロント(1列目)経験があるのは堀だけです。少なくとも、“優遇”はされていなかったのは事実でしょう」(芸能ライター)

 2期生は2013年3月28日に加入。しかし、1、3、4期生では行われた“お見立て会”も開催されず、加入後も正式メンバーではなく、「乃木坂46研修生」という扱いだった。

「2期生が加入したのは、まだグループ自体が駆け出しだった頃。ライバルグループのAKB48が国民的ソング『恋するフォーチュンクッキー』で社会現象を巻き起こし、乃木坂46よりもはるかに格上だった。乃木坂46も必死に食らいつき、『君の名は希望』や『ガールズルール』でやっと軌道に乗ってきたものの、2期生の加入を歓迎している余裕はまだなかったのです。また、今ではお披露目センターは先輩メンバー全員で支えている印象ですが、堀が『バレッタ』でお披露目センターに抜擢された時は、グループ内に“おめでとう”といった雰囲気は全くなく、不穏な空気が流れていました。乃木坂46の今のアットホームな気質が形成される前の段階だったので、2期生が1期生の中に入っていくのは相当大変だったことでしょう」(アイドル誌ライター)

 そんな苦労をしてきた2期生だが、今年メンバーが次々に卒業。ついに1期生よりも人数が少なくなった。

「今回卒業を発表した寺田は選抜経験こそ2回だけですが、アンダー曲では3回センターに抜擢、カップリングも含めると5回にもなります。ここからも分かるように、2期生は表題曲でこそ目立たないものの、アンダーでは圧倒的な存在感を放ってきました。寺田が卒業すると残る2期生は4人になります。そのうち新内眞衣は選抜常連ですが、残り(山崎怜奈、北野、鈴木絢音)はアンダー経験が豊富。北野はミーグリ完売成績が良く、安定した人気がありますし、鈴木は『アイドル顔だけ総選挙』のTOP10の常連。山﨑は外仕事の多さはグループ随一です。1期生はほとんどいなくなり、4期生も新たに合流したアンダーでは、今後この3人の存在がより重要になってくることでしょう。選抜という面だけ見れば2期生は“不遇”と言えるのかもしれませんが、乃木坂46が国民的アイドルグループになった陰の立役者であることは間違いないのです」(前出・アイドル誌ライター)

 4人のみとなってしまう2期生だが、5期生も入ってくる乃木坂46の後輩メンバーたちに、これからも大きな背中を見せてくれることだろう。

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最終更新:2021/09/25 12:00
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