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『ハンオシ』、倉科カナ演じる“魔性の女”が苦手すぎて離脱する人続出?

文=東海林かな(しょうじ・かな)

『ハンオシ』、倉科カナ演じる“魔性の女”が苦手すぎて離脱する人続出?の画像
ドラマ公式サイトより

 清野菜名が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』、通称『ハンオシ』。現在放送中のこのドラマは、仕事が大好きで結婚願望が一切ないヒロインが、予想外の恋に落ちてゆく過程を描いたラブコメディで、ヒロインを清野、相手役を坂口健太郎が演じている。

 そんな『ハンオシ』で、ヒロイン以上に注目を集めているキャラクターがいる。倉科カナ演じる魔性の女・美晴だ。

 まずはあらすじから説明しよう。ヒロインの明葉(清野菜名)は、グラフィックデザイナーとして仕事をバリバリこなすおひとりさま女子。結婚には興味がなかったが、ひょんなことから百瀬(坂口健太郎)に“偽装結婚”を申し込まれて、2人は表向き夫婦として同居することになる。

 百瀬が偽装結婚したかった理由は、ずっと片想いをしている人がいて、この先も迷惑をかけないように密かにその人を想い続けたいから。そんな片想いの相手が、百瀬の兄・旭(前野朋哉)の妻である美晴なのだ。

 天真爛漫で、周りをパッと明るくするようなオーラをまとう美晴のことを、百瀬は中学の頃から想い続けている。誰にでも分け隔てなく笑顔で接し、その上、美人なのだから、兄弟両方から惚れられるのは無理もない。しかし、そんな美晴が、11月16日に放送された第5話で大暴れしていた。

 第4話ラストで、離婚届を残して突然家出した美晴。行方もわからなくなっていたが、百瀬は偶然、不動産屋の前にいる美晴に遭遇する。美晴は家出の理由を「旭くん(旦那)は自分がどうしたいか全然言ってくれない」「お互いに自分の気持ちをまっすぐぶつけて、ちゃんと向き合っていける夫婦になりたかった」と説明し、「旭くんへの気持ち、わかんなくなっちゃった」と吐露。しばらく家には帰りたくないと言うので、百瀬と明葉が暮らす家に泊まることになった。すると美晴は、百瀬と近い距離で接したり、自分の家かのように振舞うようになり、明葉はそれにモヤモヤ感を覚える。そうこうしているうちに、「火事で旭が病院に運ばれた」という知らせが入り、美晴と百瀬は病院に駆けつける。予想外に軽傷だった旭に対し、美晴は「どれだけ心配したと思ってるの!」とビンタ。気持ちをぶつけ、仲直りし、美晴は旭と暮らす家に帰るのだった。

 今回、かなり自分勝手でひと騒がせだった美晴。しかし、こういう男を振り回す女が愛されるのもまた事実である。ネット上では、「美晴の人格、倉科カナが演じてもギリギリ許されないラインですよ」「美晴が無理すぎて続き見る気なくなっちゃった」「やばい、最近のドラマでダントツで無理かも……美晴……」などと美晴に嫌悪感を覚える視聴者が続出。たしかに、美晴のような女が自分の彼氏や好きな人の周りにいたら気が気じゃないだろう。それを想像させる倉科の演技力もさすがである。

 「美晴が苦手」という理由で離脱した視聴者も少なくないようだが、視聴率は緩やかながら右肩上がりの軌道を描いている。苦手だけど見ちゃう、イタキモチイイ感覚で観ている視聴者は意外と多いのかもしれない。

■番組情報
火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清野菜名、坂口健太郎、倉科カナ、高杉真宙、前野朋哉、中川翔子、笠原秀幸、小林涼子、森永悠希、長見玲亜、深川麻衣、岡田圭右、木野花、田辺誠一 ほか
原作:有⽣⻘春「婚姻届に判を捺しただけですが」(祥伝社「フィール・ヤング」連載中)
脚本:田辺茂範、おかざきさとこ
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
プロデューサー:松本明子、那須田淳
主題歌:あいみょん「ハート」(unBORDE/Warner Music Japan)
演出:金子文紀、竹村謙太郎 ほか
編成:宮﨑真佐子
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hannoshi_tbs/

東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2021/11/23 19:00

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