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『最愛』クライマックスまで残り2話で視聴者混乱 “容疑者”が匂わせツイートも?

『最愛』クライマックスまで残り2話で視聴者混乱 容疑者が匂わせツイートも?の画像1
吉高由里子(写真/Getty Imagesより)

※こちらの記事はネタバレを含みます。

 12月3日放送のTBS金曜ドラマ『最愛』第8話は、これまで執拗に真田グループの不正を追っていた記者・橘しおり(田中みな実)の遺体が発見されたという、物々しいニュースから始まった。

 過去の渡辺康介(朝井大智)失踪殺人事件と、康介の父である昭(酒向芳)の現在に繋がる殺人事件の参考人から外れた梨央(吉高由里子)が、平穏を取り戻しつつあった前回の放送から、新たな死者の出現により、梨央と彼女を取り巻く人々は一連の事件の渦の中へ引き戻されてしまった。

 というのも、橘が昭の事件の参考人になったタイミングであったため、警察は事件性を疑っており、橘が亡くなる前に会っていた人物は、梨央だった。

 また、真田グループの古参社員で、梨央が社長を務める真田ウェルネスの専務・後藤(及川光博)は、会社への忠誠心が強いが故に詐欺を働き、多額の寄付金流用で裏金を作っており、それが橘のネタだったわけだ。

 このスキャンダルは、会社存続の危機に瀕するものであり、梨央と会社の弁護士・加瀬(井浦新)は対応を模索し、雲隠れしている後藤を探しだすのだが、警察も徐々にその流れに気が付き始めている。

 そして、昭の遺体発見現場に残された物品の中にあったペンが、真田グループ社長で梨央の母・梓(薬師丸ひろ子)の作った特注記念品であったことを、事件の元担当刑事である大輝(松下洸平)と梨央は知る。

 その持ち主は、梓と梨央、後藤、梨央の兄・政信(奥野瑛太)、そして加瀬の5人のみ。なにかを察した梨央のゾッとした表情で締めくくるのだが……。

 この絶好のタイミングでTBSは、公式ショピングサイトでこの木製ポールペンのレプリカを2640円(税込)で売り出している(※現在入荷待ち)。なんと商売上手だこと!

 これを受けて、加瀬役の井浦は自身のツイッターで、ドラマの公式ツイートを引用し、「これでみんなも容疑者のひとりに」と、しっかり宣伝、それと同時にやはりこのペンが疑わしいことを示唆した。

 そして梨央の兄で政信役の奥野は「本日『最愛』第8話放送です。最近気に入ってるペンをよく迷子にしています。また買わなきゃ」という、疑惑のペンの紛失を連想させるような、悪ノリツイートをしている。

「ドラマのポスターに写る12人のキャストのなかで、あまりフォーカスされてこなかった政信と冷酷な社長の顔が露になってきた梓が怪しい説、加瀬説、全部事故説など、ネット上ではずっと騒がれています。ドラマは全10話になるとアナウンスがあり、現在も9話と最終話の撮影が進んでようです。色んなシーンで今後に繋がる細かなアイディアが散らばっていたり、役名も姓名判断で大吉になるように選んだり、細部まで制作陣の愛情を感じますね」(テレビ誌ライター)

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