市川海老蔵、噂される松竹との関係悪化で「團十郎白猿」襲名も前途多難!?

文=本多圭(ほんだ・けい)

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市川海老蔵

 文化活動で優れた功績を上げた人に送られる文化庁長官表彰に選ばれた歌舞伎界のプリンス・市川海老蔵。だが、専属契約先である松竹との関係悪化が噂されている。

 「来春、海老蔵は市川團十郎白猿の襲名披露興行を行う予定ですが、興行をサポートする松竹との関係がよくないんです」(イベント制作会社プロデューサー)

 去る11月22日、海老蔵は、来年1月に上演予定の新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』の制作発表会を開催。原作絵本『えんとつ町のプペル』の著者でお笑い芸人の西野亮廣が脚本と空間・美術演出を担当することが明らかになったが、主催と制作に松竹の名はなかった。

 「当初は主催と制作が松竹だったのですが、その後、『新作歌舞伎「プペル」実行委員会』に変更になりました。海老蔵サイドに押し切られたんです」(松竹関係者)

 松竹関係者によれば、数年前から、海老蔵は松竹のコントロールがきかなくなったという。

 「もともと海老蔵は、歌舞伎界では傲慢不遜な男として有名でしたが、サイバーエージェントの藤田普社長や、テレビ界や芸能界に影響力を持つ見城徹氏と親しくなってから、さらに傲慢になったんです」(海老蔵を知る芸能関係者)

 海老蔵といえば、2年前にX JAPANのYOSHIKIと会食した写真をInstagramにアップ。その写真には藤田氏と見城氏も写っている。

 「この頃、海老蔵は、医療関係者からニセ科学と批判された“血液クレンジング”を推奨して炎上したことがありますが、これはもともと、見城氏の周辺者が薦めていたもの。それほど、見城氏と親密な仲に発展していたということでしょう」(前出の芸能関係者)

 海老蔵と松竹が関係を悪化させたのも、ちょうどこの頃からだという。

 「昨年 11月11日から福岡・博多座で市川海老蔵特別公演があったのですが、その舞台の取材会に、主役の海老蔵が欠席したんです。前代未聞ですよ」(演劇ライター)

 背景には松竹とギャラをめぐる暗闘があったと言われている。

「コロナ禍で、歌舞伎界は昨年2月末から公演を中止。8月に再開しましたが、客数は半分に制限されました。そこで松竹は、スタッフや演者に“満席になるまで我慢してほしい”とギャラの大幅ダウンをお願いしたんです。ところが、この条件を大御所が受け入れたにもかかわらず、海老蔵だけが難色を示した。取材会欠席は、松竹への抵抗だと言われています」(前同)

 海老蔵がこの1年半に歌舞伎座に出演したのは、わずか1カ月だけ。しかも、『プペル』は、海老蔵が主人公の“ゴミ人間“プペルを演じ、その友人で人間のルビッチは“玄“という名前に変更された海老蔵の長男・堀越勸玄と、長女の市川ぼたんが交代で演じる。こらだけみると、家族を売り出すための自主公演ともとれるも仕方がない。

「しかも公演のチケットは、1階最前列から3列目までのSS席が3万円、2階も最前列のS席が2万円と高額。これまで、歌舞伎で最も高かったのは、東京の歌舞伎座のリニューアルを受けた2013年4~6月の『杮葺落大歌舞伎』の桟敷席の2万2000円でしたが、この公演は、大御所から中堅、若手人気役者が勢揃いしたものです。他方、海老蔵の公演は家族だけ。松竹は、この法外な価格設定にさじを投げたんです」(女性誌記者)

 松竹は自主公演の際、劇評を執筆する演劇記者や演劇評論家を招待するのが常だが、その松竹が制作から外れたことで、これもなくなった。

 「海老蔵は藤田社長や見城氏がついているから、怖いものなしなのかもしれまませんが、来春の市川團十郎白猿の襲名興行は、松竹の協力なしでは実現しない。海老蔵は父の故・市川團十郎が、約20億円と言われる借金の連帯保証人になったことで、借金を相続しましたが、團十郎さんの時代から借金を一時肩代わりしたのは松竹。恩ある松竹との関係を修復しないと、歌舞伎界から追放なんてこともありえますよ」(梨園関係者)

 そんな環境の中で新作歌舞伎と襲名興行が成功するのか、目が離せない。

本多圭(ほんだ・けい)

本多圭(ほんだ・けい)

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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最終更新:2021/12/11 14:00

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