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中山美穂『ザ・ノンフィクション』ナレーター登場で視聴者ザワつく「ミポリン大丈夫?」

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中山美穂公式サイト

「ナレーション」はあくまでも番組の“添え物”。これが気になるようでは番組が台なしだが、19日放送の『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)でナレーションを担当した中山美穂の声に、テレビの前はザワついた。

 この日の放送内容は、中国・深センで暮らす日本人に密着するというもの。急速な発展を続ける街で奮闘する3人の姿を追ったが、内容が頭に入ってこなかった人もいたようだ。

「番組の冒頭で登場したのは、深センでバーを切り盛りする女性でした。放浪を続けた挙げ句に深センにたどり着き、必死に婚活をして中国人男性と結婚したパワフルな女性でしたが、合間に入るナレーションが気になって仕方ないんです。声がかすれたり震えたりするので、年輩の女性が話しているのかと思ったら、ナレーターが中山美穂さんだったので驚きました」(中山と同年代の週刊誌編集者)

 少なからぬ人が同じ感想を持ったようで、ネットには、

「ずっとえずいてるようなナレーション」
「ナレーション、、、気になって映像が入ってこない」
「おばあちゃんが喋ってるから誰だろうと思ったら、中山美穂ってマジびっくりした」

 と、ナレーションに言及するコメントが続々。「ミポリン大丈夫か? 声が震えまくってるけど」「体調不良じゃね?」と、体調を心配する声まで寄せられた。

もとより、簡単なようでなかなか奥が深いのがナレーションだ。バラエティ番組の制作関係者はいう。

「ナレーションは個性を“消す”のが鉄則。ですが、テレビ界で語り継がれる名ナレーションといえば『世界ウルルン滞在記』(TBS系)の下條アトムさんです。本来ナレーターは淡々と喋るものですが、下條は感情移入たっぷりに『○○に出会ったあ~~』と語り、あの名調子が番組に欠かせないものになりました。『ぶらり途中下車』(日本テレビ系)の滝口順平さんも、独特の声色が愛された名ナレーションのひとつ。現在は小日向文世さんが引き継いで、良い味を出しています。棒読みでもいけないとはいえ、個性を上手にナレーションに昇華させるのは、なかなか高難度な技なんです。できる人も限定されますし、かなりのテクニックが必要でしょう」(バラエティ番組制作関係者)

 すっかり“悪目立ち”をしてしまったミポリン。フジテレビのサイト『フジテレビュー!!』のインタビューでは、

「アナウンサーやナレーターの方が読めばいいのに、なぜ私なんだろう、というのがあったんです(笑)」
「(ナレーションは)そんなに得意分野ではないですが」(インタビューより一部抜粋)

 とコメントしており、本人も困惑していたもよう。しかしこうなると、一体どんな流れでオファーがいったのか、果たしてミポリンの“再登板”はあるのか、ますます気になるところではある。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2021/12/21 21:00
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