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ダイタク、マユリカ、そいつどいつ…キャスティングが攻めすぎ! 

『ラヴィット!』は「今いちばん尖っているお笑い番組」その高すぎるお笑い純度

文=浜松貴憲(はままつ・たかのり)

『ラヴィット!』は「今いちばん尖っているお笑い番組」、その高すぎるお笑い純度の画像1
『ラヴィット!』(TBS系)公式サイトより

 1月20日放送のTBS系朝の情報バラエティー番組『ラヴィット!』で、レギュラー出演者の新型コロナウイルス感染が相次ぎ、パネラー5組のうち4組がピンチヒッターになるという異例の事態が発生した。

 レギュラーとして出演する予定だったニューヨークは嶋佐がコロナに感染、代わりに双子の漫才コンビ・ダイタクが登場。やはりコロナに感染したモデルの横田真悠に代わってAKB48の本田仁美、NON STYLE石田の代わって相方の井上が出演した。そのほか、漫才コンビ・なすなかにしがゲストとして出演。レギュラーパネラーとしては、ギャル曽根がただ一人の出演となった。

「コロナ感染で代役を立てるのは仕方ないことですが、ニューヨークの代わりにダイタクを出してくるあたりが、さすがの『ラヴィット!』です。知名度や話題性ではなく、劇場で鍛えられた“確かな腕”を選んだという印象。コアなお笑い番組として評価を高めている『ラヴィット!』らしい人選です」(お笑い事務所関係者)

“朝の大喜利番組”と呼ばれることもある『ラヴィット!』だが、最近は特にお笑い純度が高まっているという。

「ダイタクもそうですが、大阪で活動するマユリカや、渋谷のヨシモト∞ホールを拠点にするそいつどいつなど、まだそこまで売れてはいないものの、業界内で評価を高めている若手芸人をどんどんスタジオゲストに呼んでいるんです。そのあたりの感度の高さは本当にスゴい。マユリカやダイタクなどは、M-1グランプリの準決勝まで進出し、そこで結構ウケていたコンビですが、ほかの地上波のバラエティーではあまり拾われていない。そういった実力派にチャンスを与えるというのが、『ラヴィット!』のスゴいところです」(同)

 1月18日放送回では、ファーストサマーウイカが初めて『ラヴィット!』にゲスト出演した。この放送を見ていたという、ある構成作家はこう話す。

「バラエティーに出まくっているウイカさんが、ここにきて『ラヴィット!』に初出演というのが、まず驚きです。安定感のあるウイカさんには手を出していたなかったということで、『ラヴィット!』がいかに攻めたキャスティングしてきたかがうかがえます。

ウイカさんといえば、クイズコーナーという名の大喜利で、ちょっと早いタイミングで正解を出すという一幕があったんです。ウイカさんとしては、“普通のバラエティー”の感覚で正解を出したんでしょうが、大喜利番組である『ラヴィット!』ならば、もっとボケることができた。バラエティーの女王であるウイカさんが調子を狂わすほど、『ラヴィット!』はお笑い純度の高い、恐ろしい番組ということです」

 また、同じく18日の放送回では、お笑いコンビ・アインシュタインをメインとしたロケVTRも放送された。

「数週にわたって放送されたロケVTRなんですが、回を追うごとにロケの参加者が、“他の仕事が入っている”という理由で離脱していったんです。最初7人いたメンバーが最終的に4人にまで減って、そのままロケを続けていたんですが、普通の番組ならありえない。出演者のメンツが弱くなったなら、それで“企画が成立しない”と判断するのが当たり前ですからね。

でも、『ラヴィット!』の場合は、メンツが弱くなってもロケをしっかり面白くできる。ロケに参加していた、アインシュタイン、和牛・水田、相席スタート・山添の実力があるからこそでもあるんですが、そういったメンバーを揃えるのもまた、『ラヴィット!』のスゴいところ。お笑い番組として極まりまくっています」(前出・構成作家)

 毎週木曜日に放送されている『ニューヨーク不動産』は、ニューヨーク嶋佐の住む家を実際に探すというロケ企画。嶋佐の新居が決定したことを受けて、20日放送回からは「第2章」に突入し、今度はそいつどいつ・市川刺身の新居を探す企画になるという。

「テレビの世界ではまだ全然売れていない市川刺身をフィーチャーするというのは、驚きです。正直攻め過ぎだと思いますが、それが成立するのが『ラヴィット!』。本当に、今いちばん尖っているお笑い番組です」(同)

 昨年3月にスタートした際は、視聴率が芳しくないなどと不安視されていた部分もあったが、いまとなっては“お笑い番組”のトップをひた走っている『ラヴィット!』。日本のテレビ史に刻まれるべき番組となりそうだ。

浜松貴憲(はままつ・たかのり)

浜松貴憲(はままつ・たかのり)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

最終更新:2022/01/24 07:00

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