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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

アンジャッシュ渡部、救いは「健気な妻」佐々木希の収入か…ダークなイメージ払拭できず

文=本多圭(ほんだ・けい)

アンジャッシュ渡部、結局ダークなイメージ払拭できず…救いは「健気な妻」佐々木希の収入かの画像1
アンジャッシュ・渡部建(写真/Getty Imagesより)

 “多目的トイレ不倫”でタレント活動を無期限自粛していたお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建。2月15日に放送された千葉テレビ『白黒アンジャシュ』で1年7カ月ぶりに仕事復帰を果たし、今後、ローカル局からキー局での復帰が注目されるが、業界内の空気は決して歓迎モードではない。

「渡部のスキャンダルは、これまでの芸能人の不倫とは違って、復数の女性を自らの性のはけ口にした女性蔑視、デートDVだからです。ローカル局が使っても、キー局はそんな渡部の起用をスポンサーに説得するのは難しい。キー局復帰は厳しい状況でしょう」(番組制作会社プロデューサー)

 復帰について、『白黒アンジャシュ』の公式twitterでは「このたび、渡部建が番組MCとして、復帰することをお知らせいたします。復帰について、所属事務所である「プロダクション人力舎』より、『白黒アンジャッシュで芸能活動を復帰させたい』との申し出を受け協議の上、2022年2月15日の放送で番組に復帰することになりました」と説明しているが、案の定、千葉テレビには、“どうしてあんな人間を出演させるんだ”というクレームが多数寄せられたという。

 筆者は、渡部がもし吉本興業の所属だったら、女性蔑視の多目的不倫が発覚した時点で、即、契約解除されていたのではないかと思う。

「所属の人力舎は、渡部の復帰に奔走してきましたが、あんなスキャンダルを起こしたにもかかわらず、お笑いプロの良識を疑いますよ。そもそも、スキャンダルが発覚した時点でのマスコミ対応もまずかった」(バラエティ番組スタッフ)

 20年6月、「週刊文春」が、渡部が復数の女性と不倫関係にあったうえ、部屋に呼んで15分ほどで追い出したり、六本木ヒルズの多目的トイレに呼び出して性行為に及んでいたことを告発。報道を受け、渡部はテレビ、ラジオ合わせて9本のレギュラー番組を降板し、無期限活動自粛を発表したが、半年間、記者会見をせず、雲隠れした。

「逃げ回る渡部に代わって、相方の児嶋や、妻で女優の佐々木希が謝罪して回ったんです。その後、日本テレビの年末特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!』での復帰情報に合わせて謝罪会見を開きましたが、芸能リポーターから吊し上げにあっただけで、復帰は頓挫した。ダウンタウンの番組での復帰情報に、“誰が情報を流したんだ“と松本人志が激怒したという尾ひれもつきました」(ワイドショー関係者)

 謝罪会見で渡部を追及した芸能リポーターたちを見て、強い者には弱く、弱い者には徹底的に叩く、リポーターのゲスな姿を改めて見せられたような気がして、筆者としては不愉快になったが、結局、世間の反発と、『ガキ使』への出演情報漏洩の影響は大きく、復帰計画は頓挫した。

 復帰に失敗した渡部だったが、昨年2月には、東京・豊洲市場でマグロの目利きとして有名なY氏の仲卸会社で働いていることが報じられた。

「Y氏はマグロの仲卸だけでなく、銀座8丁目の高級寿司屋『T』や、麻布十番の鉄板焼屋『H』、寿司屋『N』などを経営している。なかには、庶民から遊離した特権階級御用達の少数会員制のお店もあって、会員には『幻冬舎』の見城徹社長らがいる。グルメ芸人としても活動していた渡部が、店のリポートを通じてY氏と親しくなったことは想像に難くないでしょう。報道を受け、人力舎は『アルバイトではなく(無報酬で)お手伝いさせていただいています』と説明したが、豊洲の水産仲卸業者は『実際、渡部を見かけたのは1~2度で、たしかに働くというよりは、遊びに来ている感じでしたね』と話していましたよ」(芸能ライター)

 見せかけの“禊”は、復帰にはつながらなかった。

「不倫もさることながら、渡部は六本木ヒルズの多目的トイレを利用して性行為に及んでいた。言うまでもありませんが、多目的トイレは身体障害者の方などの利用を想定して設置されているものです。そこでの性行為は、公序良俗に反する最低な行為ですし、呼び出された女性は3~5分で追い出されていたといいますから、デートDVですよ」(前出の芸能ライター)

 実際、「文春」に渡部との関係を告発した女性は、「結婚後も別れることなく、(密会は)トータルで30回は超えているかもしれません」「彼は私のことを“性のはけ口”くらいにしか思っていなかったんでしょうね。せめて一人の女性として扱って欲しかったと思います」と語り、関西芸能界の女帝と呼ばれる上沼恵美子は、「(渡部のことが)救いようがないほど嫌い。女性蔑視」と一刀両断している。

 結局、1年7カ月の自粛期間を経て、仕事復帰を果たした渡部だが、復帰番組となった『白黒アンジャッシュ』は、アンジャッシュの初冠番組として04年からスタートしたもので、渡部が無期限活動自粛してからは、相方の児嶋一哉が一人で司会を務めていた。

「渡部は、番組内で『千葉テレビさんには一生頭が上がらない。感謝しかない』と語っていましたが、千葉テレビにはクレームが多数寄せられていますし、SNS上では“この人が出る番組を見たいとは思わない“といった声を始め、今も女性蔑視を批判する声が根強い。スポンサーの意向が絶対のキー局での復帰は難しいでしょう」(広告代理店関係者)

 通常の芸能人の不倫であれば、基本的には家庭内の問題だが、渡部の行為には被害者がいる。被害女性たちの心情を考えたら、筆者も復帰すべきではないと思う。

 とはいえ、渡部にも生活はあるだろうが、こんなスキャンダルに見舞われたにもかかわらず、女優・佐々木希の好感度はアップしているという。

「それでも裏切った夫を支え続ける健気な妻としての姿に、“応援したい”という声があがっているそうです。昨年末には新たなCM契約も入ったそうで、今年の年収は2億円にのぼるのではないかとも言われています」(前同)

 渡部家にとっては、せめてもの怪我の巧妙か。

本多圭(ほんだ・けい)

本多圭(ほんだ・けい)

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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最終更新:2022/02/19 14:00

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