純烈、LiLiCoのプロレス引退試合を応援！　酒井リーダー「僕の中で小田井は死にました」

LiLiCo、男色ディーノから夫の“初めて”を守る

「LiLiCoさんはDDTの歴史を語る上で忘れることができない名前を刻まれてる選手です。両国での引退試合では、僕もしっかり華を添えたいと思います」とは、小田井とともにLiLiCoのパートナーとなる彰人選手。

　さらに彰人選手は、「僕は男色ディーノに憧れてプロレス界入りしているので、対戦相手のフェロモンズについては熟知している。小田井さんはプロレスは初めてだと思うんですが、フェロモンズ対策は僕に任せてください。しっかりLiLiCoさんに勝利して引退してもらおうと思います」と、頼もしいコメントを寄せた。

　試合当日は小田井以外の純烈メンバーである酒井一佳、白川裕二郎、後上翔太がLiLiCoチームのセコンドを務めることも発表され、純烈の酒井リーダーは、「実は今日の会見を開いている会場は3年前に謝罪会見をした場所で、純烈にとっても非常に思い出深い、覚悟が必要な場所です。今回は小田井さんがLiLiCoさんとともに戦う覚悟を背負うということで、普段の衣装ではなくあの時の謝罪会見用のスーツを着てきました」と挨拶。

「純烈として心から応援するところですが、やはりプロレスというのは命がけの戦い。ひょっとしたら小田井さんが純烈に戻ってくることは、もうないかもしれない。メンバーとしては怪我なく終えてくれという願いですが、対戦相手のフェロモンズは強烈な技を放ってくる。僕の中で小田井は死にました」と、沈痛な面持ちで現在の心境を吐露した。

　過去に6人体制だった時代、酒井はストリートプロレスで男色ディーノと対戦したことがあるそう。質疑応答で酒井リーダーは小田井へ、「男色の技をくらったメンバーがまず最初に脱退したんですね。本当に危険な技で、1発でもくらったら本当に純烈が潰れるぐらいの破壊力があると思います。小田井さんには純烈に残っていただきたいので、とにかく逃げてほしいです。もしくらったらアウトです」とアドバイス。笑いを誘っていた。

　また、記者からの「LiLiCoさんはある意味、小田井さんの“初めて”を守らなければいけないのでは？」と問い掛けに、「それは守りますよ。膝は割れているとはいえ、そこはさすがに。主人も私を守ってきたし、私もずっと守ってきたんだから」（LiLiCo）、「守ってもらいます」（小田井）というやりとりも。

　夫婦で一緒にリングへ上がる今回の引退試合では、合体技や連携技なども考えているらしく、LiLiCoは「合体は得意」とアピールした。

　質疑応答後は、対戦相手のフェロモンズが会場に乱入。酒井リーダーに必殺技「セクシートレイン」が炸裂し、興奮したLiLiCoが「噛みちぎるからな！」と襲いかかろうとする、緊迫感溢れるシーンもあった。