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「嵐ファン」は当てにできず? 松本潤『となりのチカラ』大苦戦に他局も落胆のワケ

文=黒崎さとし(くろさき・さとし)

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『となりのチカラ』Telasa公式ページより

 松本潤が嵐の活動休止以来初めて連続ドラマ主演を務めるテレビ朝日系木曜ドラマ『となりのチカラ』がふるわない。

 松本にとって4年ぶりの連ドラ主演であり、『女王の教室』『家政婦のミタ』(ともに日本テレビ系)などの大ヒット作を生んだ遊川和彦氏の脚本・演出作ということで、放送前は大きな注目を集めた『となりのチカラ』。初回は世帯平均視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートだったが、第3話で8.7%まで下落し、2月24日に放送された第4話も8.9%と低調を見せている。

「同作が放送されているのは、『ドクターⅩ~外科医・大門未知子~』と同じテレ朝看板枠の木曜21時。松本は嵐メンバーとしては唯一出演していなかった『徹子の部屋』で番宣するなど、プロモーションに精力的ですが、数字には結びついていません。同じく遊川氏が脚本・演出を手がけた2019年1月期の木曜ドラマ『ハケン占い師アタル』は全話ほぼ2ケタでしたし、国民的アイドル・嵐の松本潤主演作と考えると厳しい結果ですね」(テレビ誌ライター)

 『となりのチカラ』はオリコンが発表している「ドラマ満足度ランキング」でも一度もトップ10入りを果たしていない。

「ゴールデンプライム帯の民放キー局のドラマで、人気俳優が出演していると、普通はトップ10内には入るものなのですが……『となりのチカラ』初回放送が対象となった2月4日発表のランキングでは10位の『ドクターホワイト』(フジテレビ系)が100ポイント満点中の45点で、『となりのチカラ』はそれ以下の満足度だということがわかります。実際、『となりのチカラ』については松本演じる主人公について『イライラする』という声が多く、松本のファンの中にも『こんな潤くんは見たくない』という声が出るほど。

 同じテレ朝で、松本にとっては後輩にあたるジャニーズWESTの小瀧望が主演、なにわ男子の大西流星らも出演している深夜ドラマの『鹿楓堂よついろ日和』は毎回50~60ポイントでトップ10内をキープしていることと比較すると、いかに『となりのチカラ』が不評なのかがわかります」(同上)

 嵐が活動を休止して以降、芸能活動を休止中の大野智をのぞくメンバーはソロ活動に邁進しているが、いずれも今のところ「いまひとつ」といったところ。相葉雅紀が“キャプテン”を務めるゲームバラエティ番組『VS魂』(フジテレビ系)は視聴率3%台を出し、打ち切り説がたびたび噴出。二宮和也主演のフジテレビ系新春スペシャルドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』も視聴率4.9%の大コケとなった。アイドル誌記者は「嵐についてはやはり、“グループで見たい”という人が多い。“活動休止バブル”も過ぎ、完全にソロ活動になってしまった今、個々の活動についてはそれほど熱心になれず、離れていってしまうファンも少なくないようです」と説明する。

 よもやの低空飛行に落胆しているのはテレビ朝日だけではない。NHK、TBS、そして日本テレビもこの結果にショックを受けているという。テレビ関係者が言う。

「嵐の映画は累計興行収入45億を突破する大ヒットとなったこともあり、嵐パワーが健在なのは確かですが、個々については活動休止以降、目に見えてパワーダウンしてきていると業界内の評価が変わりつつある。NHKでは松本主演の大河ドラマ『どうする家康』が来年に控えていますが、今から局員は危機感を募らせているといいます。というのも『どうする家康』で松本が演じることになる家康は、脚本の古沢良太氏曰く、『ナイーブで頼りないプリンス』になるとのことで、『となりのチカラ』のお節介だが優柔不断な主人公に似ているんです。『となりのチカラ』の不評が尾を引く形とならなければいいのですが……」

 一方、TBSではこちらも看板枠の日曜劇場で、4月から二宮主演の『マイファミリー』が放送される。

「二宮が父親役を演じることにファンは複雑なようです。嵐活動休止前に結婚を発表した際には相当な逆風が吹きました。二宮としては新たなイメージを作り上げたいところでしょうが、実生活を想像してしまう、と抵抗感を持つファンも多い。そこに加えて、日曜劇場は今期の『DCU』も期待外れとの声が飛び交っており、実際に第5話では初回に比べ5ポイントダウンの11.8%まで落ち込んだ。第6話では少し回復しましたが、このまま伸び悩めば、『マイファミリー』が悪い流れを引き継ぐ可能性もありそうです」(前出・テレビ関係者)

 そして日本テレビは、ジャニーズ絡みでないにもかかわらず落胆しているという。それはなぜか。

「『となりのチカラ』には松嶋菜々子が10年ぶりに遊川作品に出演しているんです。松嶋主演の『家政婦のミタ』は全話平均視聴率24.7%、最終回は40.0%を記録したお化けドラマですが、松嶋が遊川氏をNGにしていたことで続編が作れなかったといいます。『となりのチカラ』をきっかけに、松嶋主演&遊川氏脚本のタッグ復活の目もあったでしょうが、この数字だと日テレはオファーしにくいでしょうね。松嶋が新境地を見せているだけにもったいなくもありますが……」(前出・テレビ関係者)

 今後も向かい風となりそうな嵐メンバー。キャスター業に“チカラ”を注いだ櫻井翔が正解か?

黒崎さとし(くろさき・さとし)

黒崎さとし(くろさき・さとし)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。

最終更新:2022/03/03 12:00

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