米津玄師、菅田将暉の結婚を心から喜ぶ『この人は孤独じゃなくなったんだな』

　こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第60回目。今回は2022年3月21日放送のニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』で、ゲストの米津玄師さんが菅田将暉さんから「結婚する」と報告を受けた際の模様を振り返るトークです。

「なんか、話していいのかどうかわかんないけど。結婚報告みたいな感じで、俺の家に来てもらったことがあったよね。LINEで『話したいことがある。家、行くわ』って……それが婚姻届を出す直前だったんだよね？」と話し始めた米津玄師さん。菅田さんの突然の結婚報告がとても嬉しかったと振り返ります。

「わざわざ家まで来てもらって。それで、花をくれたんだよ。菅田将暉が。1輪の青い花をくれて。それがすげえ嬉しかったんだけど……『これから結婚するやつが、結婚もしてねえやつに花を贈るってなんなんだろうな？』っていうのはちょっと思った。『これ、お前も頑張れよ的なやつなのかな？』って……」と思いがけないプレゼントに喜びつつもちょっとだけモヤッとした感情も抱いたことを告白する米津さん。

　それに対して菅田さんは「たしかに。今、言われたら、わかんない。花言葉が……とかでもなかったし。なんとなく、たまたま行く道中に花屋さんがあって。『きっと米津玄師の部屋には生花とかはないだろうな』と思って」と何の気なしにちょっとした手土産のつもりで青い花を買い、米津さんに渡したと明かします。

　結局、米津さんの部屋には花瓶がなかったためウイスキー・マッカランの空き瓶に青い花を1輪差し、2人はそれを見ながら話していたようです。

「俺の中では菅田将暉って『傷だらけの人だな』っていう感じがすごいあって。『すごい疲れてるな』っていう。いろんな、俳優やるにあたってたぶんミュージシャンとは全然違う側面があるんだろうなっていうのはわかりつつ、いろんなものに振り回されながら、でも自分の足を1本、ちゃんと屹立させるためになにか軸を持たなきゃならないって考えながらやってる中で、すごいキツそうだなって見ていて思うことが多かったのよ。で、そういうことがありつつ『俺、今度結婚するんだ』って教えてくれた時はすごい嬉しかったね。『この人は、孤独じゃなくなったんだな』っていう感じがあって。なんかね、すごいよかった。うん」と菅田さんからの報告を受けた際の気持ちを語る米津さん。

　さらには「だから俺は結婚式で『まちがいさがし』を歌うつもりだったけど……全然呼んでくれねえじゃん？　全然やるよ」とも話していたのでした。