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タモリも認める新時代の居候・トリプルファイヤー吉田靖直のクズすぎる引っ越しに密着

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

タモリも認める新時代の居候・トリプルファイヤー吉田靖直のクズすぎる引っ越しに密着の画像1
吉田靖直Instagram(@yasunao_yoshida

 4月15日放送『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に、ロックバンド「トリプルファイヤー」ボーカルの吉田靖直がゲスト出演した。

 下手な芸人より同番組への出演回数が多い吉田。『タモリ倶楽部』の吉田好きは異常だが、決してバンドの音楽にフォーカスしないので、どれだけ出演を重ねてもバンド活動にまったく還元されないところは吉田らしいというか、『タモリ倶楽部』らしいというか。

タモリとトリプルファイヤー吉田、居候界の2大巨頭

 今回は、11年にわたる居候生活からの卒業を決意した吉田の引っ越しに密着するという企画だ。進行役を務めるのはRHYMESTERの宇多丸。タモリ、吉田、宇多丸と、この日は3人全員が早稲田学閥の『タモリ倶楽部』である。3人中2人(タモリと宇多丸)がサングラス着用者だし、3人中2人(タモリと吉田)が“居候界の巨人”だ。

宇多丸 「(タモリは)赤塚(不二夫)先生のところに居候されてたと。有名な話ですけど、どのくらい居候されてたんですか?」
タモリ 「期間は2年弱なんですけども、目白にある高級マンションを赤塚先生が持っていて。(赤塚が)一番忙しいときなんで、帰ってこれないんですよ。で、そこの高級マンションで1人でずっと居候して。車、ベンツのスポーツがありまして。(居候時代の自分には)コソコソしたところがまったくなし!」

 タモリが発信する久々の赤塚トークは貴重だし、聞けて嬉しい。「QuickJapan」(太田出版)Vol.41が行った「タモリ徹底分析。」なる企画ページを読むと、当時の詳細を知ることができる。

「家賃17万円、4LDKという高級マンション(赤塚の自宅)で居候生活。この間、赤塚本人は下落合の事務所のロッカーを倒し、その上に布団を敷いて寝ていたという」
「赤塚はタモリに小遣いとして月20万円を渡していた。さらにベンツは乗り放題、冷蔵庫にはハイネケンがビッシリ」
「赤塚宅での居候生活が9カ月に及んだ頃、赤塚が『君、女房はいないのか?』と問いかけると『いや、いるんです』と。『こんなに長い間1人にしておいていいのかね?』『いいんじゃないですか』というこの問答以降、春子夫人も東京に呼ばれ、夫婦一緒の豪華な居候生活へ」

 居候というより、赤塚がパトロンに付いたという表現のほうが実態に近い。この手の才能を持つ者は、芸能界に多い。下積み時代の大竹まことは6人の女性から小遣いをもらうヒモ生活を送っていたし、天本英世はクリーニング店の2階に住む家賃免除の居候だった。タモリ曰く、居候の極意は「卑屈にならない」である。皆、それを地で行っている。

 実は、吉田もなのだ。何しろ、彼は居候ライフを11年も続けていた。“居候の一流”タモリでさえ、「11年はスゴいよ!」と舌を巻く胆力である。番組は11年に及ぶ吉田の居候ライフを「居候大年表」にし、詳しくまとめた。

 始まりは大学時代。当時、ピザ屋でアルバイトしていた吉田は、その店で10歳年上の先輩と仲良くなった。

「バイトなのにピザ屋の店長よりも権力がある人で。好きな時間に来るみたいな(笑)」(吉田)

 そんな先輩とパチンコをした際、先輩がポロッと口にした「俺んち住んでもいいよ」という言葉を彼は真に受けた。就職が決まらないまま大学を卒業し、パチンコでできた50万円もの借金を抱えた吉田は、先輩の誘いを思い出して居候を申し出たのだ。当初は3カ月の予定だったそうだ。

 先輩の実家の敷地内には2軒の家があり、そのうちの1軒が吉田の住居として充てられた。しかし、吉田が荷物の運び込みをしている最中、本宅は修羅場だった。「わけのわからない奴を連れてくるな」と、先輩と父親が殴り合いの喧嘩を始めたのだ。当然である。親が住む住居に居候なんて常識外れだし、実家に居候を招く先輩もどうかしている。

「僕の荷物に結構本があったのを先輩のお父さんが見て『どんな本読むんだ?』と言われたので、『賢い人に見られたほうがいいかな』と思って『ニーチェとか』って(笑)」(吉田)

 妙に頭の冴えたところがある吉田。早稲田大学第一文学部卒業だけに、本は本当に読んでいたのだろう。

居候の立場で「風水が悪い」と言い出す吉田

 この家で吉田はどんな生活を送っているのか? 番組は彼の居候先に実際に訪問した。

 高田馬場駅から徒歩15分の場所にある住まいは、予想外の豪邸だった。先輩は資産家なのだろうか? 都内にこの持ち家は驚きである。ちなみに、居候中の吉田が払っていたお金は、月3万円。この物件を賃貸に出せば相当な家賃が取れるはずなのに……。高田馬場の一軒家に3万円ぽっちで住まわせてくれる地主と巡り会えた吉田の人脈に感嘆する。つまり、先輩の父親も吉田に懐柔されたのだ。

 玄関を上がって部屋に入ると、予想通り汚かった。大きな家なのに、どこもかしこも荒れている。まるで、空き巣に入られた後みたいだ。吉田が占拠しているのは1階のリビング&キッチン(14畳)と、作業部屋兼寝室(6畳)の2部屋。リビングには袋ラーメンを食べた雪平鍋が洗わずにあるし、大量の吸い殻を放置した灰皿もある。リビングにトイレットペーパーが置いてあるのはなぜなのだろう? 本来であれば映したらダメな惨状だ。

 寝室へ行くと、枕元にはやはり灰皿があった、机にはなぜかマヨネーズが置いてある。良い言い方をすれば、実家のような生活ぶりだ。でも、居候としては汚く使いすぎ。好き放題に喫煙しているのもあり得ない。リビングの座椅子に座り、ふんぞり返りながら吉田はスタッフの質問に答えた。

――この居候生活自体は、吉田さんにとっては快適だったんですか?
「いつの間にか、10年経ってたなという感じで。引っ越してくる前のほうが曲を作ってたりしてたな……とか」
――この生活に不満とかあったってことですか?
「すごいダラダラしちゃうっていうのが。なんか、風水とかあんのかな……。この家の風水が悪いと言ったら、僕が言う立場ではないですけど」

 居候の立場で「風水が悪い」と言い出す吉田。「この家に来たから堕落した」と言わんばかりだ。居候の極意は「卑屈にならない」だが、家主に言えば即追い出されそうな言動である。というか、風水に関係なく吉田はダラダラすると思う。

 実は当初、彼の居住スペースは6畳の寝室のみだった。しかし、あるときから先輩が他の地方で仕事をし始め、家に帰ってこなくなった。同時に、吉田の生活範囲はリビングへと侵食し始める。無断で2部屋を占拠したのだ。映画『パラサイト 半地下の家族』じゃないんだから。「軒を貸して母屋を取られる」とはこのことだ。

 悲しみのステージは続く。2017年(吉田が30歳の頃)に、先輩のお父さんが他界。しかし前日に泥酔した吉田は、二日酔いのために葬儀をすっぽかしてしまった。いよいよ、クズすぎて笑えなくなってきた。さらに、翌年の2018年には先輩のお母さんも他界。つまり、元の家族がもう誰もいないのだ。本宅のほうはどうなっているのか? 親族でもなんでもない吉田に乗っ取られてしまった豪邸。地方にいる先輩は、「空き家にしておくよりは吉田に住まわせておこう」と考えたのだろうか?

 2017年といえば、吉田が『タモリ倶楽部』に初出演した年でもある。そのとき、進行役を担っていたのは宇多丸だった。

タモリ 「ちょうどあの頃か」
宇多丸 「(吉田を見た)タモリさんが『君、いいね』って言ってたじゃないですか。いいねじゃないんですよ」
タモリ 「いいねじゃないね(笑)」

 ここ最近のタモリのお気に入りといえば、吉田、宮下草薙の宮下兼史鷹、ハライチの岩井勇気、オードリーの若林正恭などである。タモリが好む若手の傾向もわかりやすい。

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