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タモリも認める新時代の居候・トリプルファイヤー吉田靖直のクズすぎる引っ越しに密着

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

同居人のシャンプーを勝手に使う

 高田馬場の2階には、吉田以外の人も住んでいる。先輩の後輩で、飲食店勤務の28歳「シン君」だ。番組はシン君にも話を伺った。彼がまた、なかなかイケメンなのだ。吉田より華とオーラがあるし、部屋も綺麗である。

――吉田さんが、ついに引っ越しされますが。
シン君 「『とうとうするんだ』と思いましたね。きちんと税金とかちゃんと払えるように、一般常識的なラインには行ってほしいなと思います」

 年下から完全に見下されている吉田。28歳のシン君との同居生活はうまくいっていたのだろうか?

吉田 「シン君のシャンプーを風呂場で勝手に使ってたら、半月くらいして『シャンプーなくなったんで買っといてください』って急にLINEが来て、『あ、気付いてたんだ』って(笑)」

 人のシャンプーを使っていた吉田。彼のクズエピソードは尽きる気配がない。もちろん、吉田と親しい周辺人物たちも彼の居候ライフを見守っていた。まず、トリプルファイヤーのマネージャー・増本康祉さんの証言から。

「ビックリしたのは家の中の吉田の行動範囲に、まともに動いてる時計がひとつもないんです。明らかに(電池切れの時計を)見ていない。この生活環境の中で平常でいられることに驚いたというか。(引っ越しして)規則正しい生活を送ることが何よりだと思います」

 トリプルファイヤーの他のメンバー3人も、吉田には困っている。特に印象的だったのは、ギタリスト・鳥居真道のコメントだ。

――居候から変わったら、創作活動に影響は出ますか?
鳥居 「変わらないと思いますね。本人に(歌詞を)書く意志がなかったら、どこ行っても変わんないと思うんですよね」

 鳥居が辛辣すぎる。そして、吉田の最新エッセイ『今日は寝るのが一番よかった』を担当した大和書房の編集者・高橋千春はこう語る。

「吉田さんに誘われて、(家に)1回だけ行ったことがあります。台所で急に吉田さんが掃除を始められて、その中から出てきたうどんをお土産にいただきました」(高橋)

 あそこに人を呼べる神経がわからないし、吉田からもらううどんは絶対食べたくない。というか出版オファーが来たということは、この家の風水は良いのでは?

 周辺人物からのコメントを聞いても、吉田はずっとポーカーフェイスのままだった。

タモリ 「『自分はなんだろう?』とか『どうなりたいんだろう?』という風に焦ってくると思うんだけど、焦る様子ないもんな。ある意味、スゴいよね」
吉田  「焦った時期もあったんですけど、乗り越えてきました」

 乗り越えちゃダメだ。焦りは一線を越えると焦りではなくなり、悟りの境地に入る。というか、吉田を見ていると焦りの時期自体あったのか怪しいのだが。

引っ越し当日を迎えたのに荷造りも掃除もしていない!

 今年3月に吉田は引っ越しの日を迎えた。番組は彼の転居に密着している。

スタッフが家を訪れると、彼がまったく準備していないのだ。掃除もしていないし、荷造りもしていない。その点について尋ねると、とりあえずシケモクをしまいながら吉田が答えた。

「ちょっと面倒だったっていうのと、パッといけるだろうって思ったので」

 パッといける引っ越しなんかない。部屋には汁を飲み干していないラーメンのどんぶりが転がっているし、皮を剥いたままの玉ねぎが放置してある。片付けられないのに料理はするという、最悪のパターンの吉田。この状況で彼は引っ越し作業を始めた。

 冷蔵庫を開くと案の定、中が汚い。中身がギュウギュウなのに、そのまま冷蔵庫を運ぼうとする吉田。水漏れが不安だし、それ以前に持ち上げられるわけがない。クズなだけでなく、ズボラでもあるようだ。仕方なく中身を抜き、冷蔵庫を引きずりながら玄関へ運び出すことに成功した吉田。見るからにフローリングに傷がついている。こちらが想定するボトムラインを余裕で下回りにいく生態は、いつも見事だ。

 その冷蔵庫を裸のままハイエースに積もうとする無茶も見てられない。布でカバーしないとガラスが割れる危険性が大だ。ちなみに、このハイエースは知人から借りたものらしい。相変わらず、無駄に人脈のある吉田。さらに、ピンチハンガーに干したままの服やノートパソコンを車へ無闇に放り込む乱暴っぷりである。想像を絶するルーズさだ。

 そして、すぐ出発しようとする吉田。まだ家にたくさんの物が残っているし、まだまだ車に積めそうなのに。どうやら、家主からは「3月いっぱい」という猶予期限が与えられているようだ。行ったり来たりしながら、数回に分けて引っ越し作業をするつもりらしい。

 彼の新しい住居は、荻窪から徒歩22分の場所にあるマンション。23区内に徒歩22分の物件があることが衝撃だし、そこはもはや荻窪じゃないと思う。

「占い行ったんすよ。『1番いいところ教えてくれる不動産屋を紹介します』みたいな。まあ、ちょっと胡散臭いと思ったんですけど」

 また、風水にこだわっている吉田。意外に占いが好きなようだ。というわけで、新居へ到着。これがまた、いい家なのだ。3DKでありながら、家賃はなんと9万円! 「事故物件か?」と思うほどの破格値である。

 新居に荷物を運び込む吉田。フローリングでまたしても冷蔵庫を引きずっているし、肩に背負った布団がアスファルトに接地している。虫やら何やらも連れてきた気がするが、お構いなしだ。そして荷降ろしを完了したら、もちろんタバコを吸う。高田馬場ではどこでも吸い放題だったが、新居では換気扇の下だけで吸うと決めている吉田。居候先こそ、吸う場所を気にするべきだったのに……。というか、彼が換気扇下の定位置を守り続けられるとは思えない。

交際たった2カ月の彼女との同棲が理由

 ところで、吉田が居候卒業を思い立った理由はなんなのか?

「そうすね。まず、彼女が引っ越そうって勧めてくれたから、それに乗っかっていってるっていうか」

 彼女と同棲したいだけだったようだ。3DKの理由はそれである。きっかけはまともだけれど、それより彼女がいるのが驚きだった。

タモリ 「彼女いない雰囲気だよな、あの部屋から察するに」
吉田  「彼女は結構いましたね、はい」
宇多丸 「その言い方はよくないよ、『彼女は結構いました』って(笑)」

 やっぱり、バンドマンはモテる。そして、クズもモテる。しかも、吉田は天性の人たらしだ。なにしろ、タモリにハマり続けている。ひょっとして、高田馬場にも彼女を連れ込んでいたのだろうか? こんな彼氏を許容できるその彼女も巨人だ。さぞかし、2人は長い付き合いなのだろう。

タモリ 「今の彼女とはどれくらい付き合ってるの?」
吉田  「え~、2カ月くらいすね」

 ごく最近だったらしい。今年に入ってからの彼女だった。交際2カ月の女性のために人生を変えようとしている吉田。でも、来月にその女性を嫌いになったらどうするのだろう? 行き当たりばったりで心配である。

 彼女以外にもキーパーソンがいる。居候先の家主である先輩だ。43歳の男性で、現在は静岡在住だそう。その先輩と電話がつながった。聞きたいのは、これからのことだ。吉田が出ていった後、家にはかなりのスペースが空く。そこはどうするつもりなのか?

先輩  「なんか、吉田君の同級生がどうたらって話は聞きましたけど……」
タモリ 「ん? どういうこと?」
吉田  「高校の同級生が僕の後に入りたいっていう(笑)」

 先輩と面識のない吉田の同級生の入居が、家主の許可なく決定済みらしい。無法すぎると思う。“友だちの輪”のテレフォンショッキングじゃないんだから。どういうシステムなのか、それは? 居候が居候を呼ぶ“居候の数珠つなぎ”である。そして、それを許す先輩もヤバい。彼は居候フェチなのか? 11年にわたる吉田の居候生活が明け、速攻で赤の他人への継続を許容する先輩が一番謎だ。

 なんにせよ、吉田の新生活は始まったばかり。もう、後ろは振り向かないでほしい。そんな吉田に宇多丸が質問した。

宇多丸 「2カ月付き合った彼女と別れたらどうするの?」
吉田  「それは友だちに出ていってもらって、元の家に戻ろうかなと思ってます(笑)」

 居候の権利をキープしているつもりの吉田の認識。戻る気満々だ。

タモリ 「これは、俺とはまったく違う居候の形だね」
宇多丸 「居候があって、ちょっと一人暮らしの時期もあるみたいな」
タモリ 「居候がメイン。これ、ちょっと新しい形だよね。やっぱ、時代は変わってる」

 どんな時代なのか、それは? 多様性の最終地点だろうか。香川から上京し、早稲田大学に入学、バンド活動を始め、今に至るまで先輩宅で居候を続けたという足跡。うらやましい人生である。

 ただ、凡人には不可能。バンドのボーカルとしてFUJI ROCK FESTIVALに出演し、コラムの連載を手掛け、書籍も上梓した。吉田靖直のセンスありきの人生だ。

寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2022/04/22 20:00
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