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L'Arc〜en〜Ciel「30th L'Anniversary LIVE」によせて

庄村聡泰(ex-[Alexandros])、ラルクの曲が叩けたので友だちができた話

文=庄村聡泰(しょうむら・さとやす)

庄村聡泰(ex-[Alexandros])、ラルクの30周年ライブを拝みにいったの画像1
L’Arc~en~Ciel「30th L’Anniversary LIVE」公式サイトより

 拝啓、L’Arc~en~Ciel様。この度は結成31周年、おめでとうございます。こちとらしがないライター業その他諸々にて何とか毎日の生計周り等で我が身を律しながら生きて居る身にございますが、これからもふとした時の心の支えとして楽曲を服用させて頂く所存にございます。引き続き何卒、宜しくお願い申し上げます。

 と言うとても堅苦しいさも定型文の様にも思える冒頭であるが、ふとした時の心の支えと言うよりも一時期の自分にとってのL’Arc~en~Cielはマジマジのマジでコミュニケーションツールであった。青春を救われたと言うか、これがあったから、出来たから、人に話す際に羨まれるくらいの青春を送る事が許されたのであった。

 遡る事20とちょい年前、中学時代に仲の良い友人達の志望校であったと言う理由で恐らく人生で1番勉強に勤しんだ結果(それが大学受験の時じゃなくてさーせんと後にお父さんお母さんに申しました所とても苦い顔をされておりました)、神奈川県立弥栄”西”高等学校に合格。これでアイツ等と一緒の高校に行けると思い込んでいた庄村聡泰少年に悲劇が訪れる。今は統合され神奈川県立相模原弥栄高等学校の名であるが当時は隣り合わせの渡り廊下で繋がっている形で神奈川県立弥栄”東”高等学校が存在し、それぞれ西には外語、体育の専門コース、東には美術、音楽の専門コースが存在したのだが、何とそれ以外の一般コースは合格後に東西どちらに通うかをアットランダムに振り分けられると言うシステムであったのだった。もうお分かりだろうが仲の良い友人達の大半は東、自分は西、運命とはかくも辛いものかとその報せに絶望した少年は入学式当日に退学届を持参。その封筒で校長の頬を張り、未だに語り継がれる伝説を残したと言う訳でもなく仕方なく友人ほぼゼロの状態から高校生活がスタートしたのであった。絶望感を多少なりとも和らげてくれた事はと言えばどうしても入りたかった軽音楽同好会(当時は部としての認可が降りていなかった)があった事と、その場所が西側の空き教室であった事。

 暫く経つと学内で話し掛けられる事が徐々に増え始める。何ならわざわざ東側から俺に会いに来たと言うヤツもいた。大概決まって言われる文句としては”ねえねえ、庄村君ってラルク叩けるってホント?”であった。後に皆良い友人となるのだがその中に女子が皆無であった事は未だに意味が分からないと言うかむしろそれは第2の悲劇であったと言うべきか悉くモテん人生と言うよりは圧倒的に男ウケが良いに振り切った人生を歩む事となる発端がそこだったのかまあそれはそれでとても満足しているし別に良いんだけどでもやっぱり意味が分からないぜ。

 そう、庄村聡泰高校生1年生にはちょっとした名刺があり、それは”「HONEY」と「HEAVEN’S DRIVE」と何なら「浸食 -lose control-」も叩ける男”と言う内容であり、その効力は学内に於いて絶大であった。毎日の様に靴箱に投函される恋文の数々。昼飯時には手作り弁当の山。登下校の予約は1年先まで埋まっており、その頃はデートかドラムかしかしてなかったなあと言う事など皆無であったのは前述の通りであるが、その効力は学内に於いて確かに、存在した様に思う。

 要するに友人ほぼゼロの状態から高校生活がスタートしてしもうた筆者がその状況を打破出来たのは”L’Arc~en~Cielのお陰”であるのだ。

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