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パンサー尾形ドッキリ企画に『ロンハー』と『水ダウ』のクオリティの差がハッキリ表れた

文=日刊サイゾー

パンサー尾形ドッキリ企画に『ロンハー』と『水ダウ』のクオリティの差がハッキリ表れたの画像1
『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)TVer公式サイトより

 ドッキリ企画といえば、今や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の十八番である。もう、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)は本家ではない。

 そんな中、ロンハーが6月14日と21日の2週にわたって放送したのは、パンサー・尾形貴弘に仕掛けた「もしもパンサー尾形がバンクシーと遭遇したら!?」なるドッキリであった。

 これが、雑だったのだ。

 

パンサー尾形の脳内「このドッキリは水ダウか、ロンハーか?」

 尾形とその後輩たちが高円寺でYouTubeロケをしている最中、1人の外国人と遭遇した。年齢は20~30代くらいだろうか? 何かに怯え、「パパラッチ、隠れたい……」と狼狽している青年。怯える彼を尾形が物陰へと隠すと、後から追っ手がやってきた。パパラッチだ。

 パパラッチに付いていた通訳が、矢継ぎ早に尾形に質問する。

「ここに誰か入ってきませんでしたか? 有名な画家さんなんです。スゴい有名な方で、作品にスゴい価値があって」(通訳)

 よく見ると、近くの板に絵が落書きしてあった。

「(パパラッチは)この絵が確実に“彼”の作品だと言ってます。未完成なので『いずれ(“彼”は)帰ってきて、絶対にこれを終わらせる』と言っています」(通訳)

 見ず知らずの外国人が、詳細に状況説明しながら自分に絡んできている。“ドッキリスター”尾形なら、すぐに察したと思う。この時点で彼の脳裏には、「このドッキリは水曜か? それともロンハーか?」という2択が浮かんでいたはずだ。

 パパラッチが去った後、尾形は絵を見ながら「……いや、そんなわけないよな」と、首を横に振った。昨年10月放送『有吉の壁』(日本テレビ系)にて、「バンクシーって誰?展」会場でロケを行った経験のある尾形だ。彼は、間違いなくバンクシーの存在を知っている。つまり、「パパラッチが追っていたのはバンクシーなのでは?」と頭をよぎるのは、ごく自然な流れということ。まあ、「パパラッチに追われているから助けて」と涙目になったバンクシーは、ちょっと嫌なのだけど……。

 気になる点は、それ以外にもある。なぜか、“偽バンクシー”は日本語がペラペラだった。さらに、率先して尾形とLINE交換しようとする強引な展開。日本では圧倒的なシェア率を誇るLINEだが、他で利用されている国はタイ、台湾、インドネシアくらいである。イギリスを拠点とするバンクシーが使っているわけがない。

 年齢もおかしい。バンクシーは、パレスチナ自治区の分離壁に初めて落書きした画家だ。少なくとも、40代後半以上のはず。なのに、尾形の前に現れた偽バンクシーはせいぜい30代だったし、45歳の尾形を「センパイ」と呼ぶ若さだった。

 今は気付いていない尾形も、バンクシーについて検索したら一発アウト。ロンハーのドッキリの特徴は、ターゲットを数カ月にわたるロングスパンで騙し続けるしつこさのはずだ。でも、今回はクオリティがそこまでに達していない。30分枠へ短縮したのを機に、きめ細かさまで失ってしまったか? まるで、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)のようなクオリティだったのだ。

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