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手越は家を… ”花束投げ”ごぼうの党・奥野氏と辞めたジャニタレをつないだタッキー

無礼極まりない行為でも党名は浸透…

「NHK党の立花孝志さんをさらに劣化させた胡散臭い人としか思わず、泡沫候補としてしか見てなかったです。党名を漢字で書くと【護防の党】とあったので、右寄りの政党かと思っていましたが、主義主張は年寄りに手厚い既存の政党を批判して、奨学金制度の充実など若者受けする政策を掲げたり、陰謀論じみた反ワクチン言説をたれ流したり。

 今回の件で知名度は上がったので、次の参院選あたりで議席を取る可能性もなくはないですよね。既存政党への信頼は弱まる一方、こういう派手なパフォーマンスをする輩でも一定の支持は集めます」(大手紙記者)

 実際、本人も試合後に受けた東スポの独占直撃取材で、狙っていたことを明かしていた。

《炎上するなというのは、やる前から分かっていた。それでもごぼうの党を知ってくれたらいいなという気持ちでやっている。僕はこの国を、なんとか守りたい気持ちでやっているだけ》

「ここ最近は、立場のある政財界や芸能界の繋がりある人たちがなかなか動いてくれないので、YouTuberに傾いてきた感はあります。正直ここのところは事業もうまくいっていないようで、支援側も、付き合ってること自体がリスクですからね。自分の思い通りにならないと支援していても攻撃してくる人なので、離れてった人はだいたい同じ揉め方しています」(前出・芸能メディア記者)

 例え支援している人が今は離れていっても、知名度があがり“憂国の念”があることを訴えれば、おそらく支持する層が一定は増えることが考えられる。

 ごぼうの党は「1番大切なものは笑顔」というスローガンを掲げているが、多くの人から笑顔を奪った今回の一件を、代表としてどう責任取るつもりだろうか。本人は後のインタビューなどで、反省しているようなコメントをしていたが……。

 自分の笑顔を優先して暴挙にでるような、極端な持論を掲げて投票数を集める政党が誕生してしまうかもしれないー-。

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2022/10/01 13:00
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