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秋篠宮さまは、小室圭さんが合格しても…埋めがたき親子の“距離”

尻フェチ県議に妻殺しの嫌疑

 さて、文春恒例の「今年のミステリーベスト10」が発表された。

 私は毎年、ここで取り上げられたミステリーを何冊か読むことを楽しみにしている。

 だが、残念ながら、ここ2、3年は、最後まで読み通すことができないものが多くなってきた。今年はどうか。

 国内部門の1位は、『方舟』(夕木春央・講談社)、2位が『名探偵のいけにえ』(白井智之・新潮社)、3位が『#真相をお話しします』(結城真一郎・新潮社)、4位が『爆弾』呉勝浩・講談社)、5位が『此の世の果ての殺人』荒木あかね・講談社)。

『方舟』は、「これを抜きにして二〇二二年のミステリーは語れない。衝撃の展開に身体の中の何かが音を立てて崩壊した。まさに心臓破りの一冊」(内田剛)という衝撃作のようだ。

 私はこういう正札は信じないがね。『爆弾』は私が唯一読んだ作品だが、最近の作品によくある、最初は面白いのだが最後まで読むと、「なんだ~」という典型であろう。

『方舟』は読んでみるつもりだが、まさか、またゾンビが出てくるのではあるまいな。

 海外部門の1位は、『われら闇より天を見る』(クリス・ウィタカー・早川書房)。第2位は『殺しのライン』アンソニー・ホロヴィッツ・創元推理文庫)、第3位は『優等生は探偵に向かない』ホリー・ジャクソン・創元推理文庫)、第4位が『キュレーターの殺人』M・W・クレイヴン・ハヤカワ・ミステリー文庫)、同点で『ポピーのためにできること』ジャニス・ハレット・集英社文庫)となっている。

 ホロヴィッツの3連覇はならなかったが、2位に食い込んでいるのだからすごい。私は、彼のミステリーは鼻につくので、あまり読んでいないが、一般受けはしそうな気はする。

『われら闇より』を読み始めたところだが、このどうしようもなく救い難い設定は、私好みである。面白くなる予感がする。

 

 さて、世の中には恵まれているのに、他人にはわからない“性癖”のために、それをすべて壊してしまう人間というのはいる。

 丸山大輔(48)という長野県議は、そうだったのかもしれない。彼の妻は、昨年9月に、遺体となって自宅で発見された。

 当然、亭主である丸山が疑われたが、彼は一貫して、事件当夜は長野市内の議員宿舎に泊まっていたと主張していた。

 丸山は、明治16年創業の酒造会社「笑亀酒造」の後継ぎ。妻のほうも、塩尻に本社を置く有力本山漆器店。

 何不自由なく、県議選に出た時も、初出馬で初当選。だがこの人、新潮にいわせると「尻フェチ」だそうだ。

 こんなことをインタビューで語っていたという。

「塩尻の『尻』をもっと生かそうと(中略)お尻でするバレーボール『尻コンバレー』とか。名産品として『尻コダマ』という饅頭。『ヒップリン』というプリン」

 なかなかのアイデアマンではあるが、女癖が悪かったという話もある。妻を殺した動機はまだわからないが、そうした尻フェチが、何らかの諍いのもとになったということも考えられるのかもしれない。

 

 ここで2022年1月~6月期のABC公査部数ランキングを紹介しよう。

誌名 当期部数 前期比(%) 前年同期比(%)
1 ハルメク 442,093  119.83 114.75
2 家の光 389,324  90.57 93.80
3 週刊文春 228,939  90.69 89.14
4 文藝春秋 200,015  93.47 100.21
5 週刊現代 169,610  93.77 87.47
6 女性セブン 156,809  97.30 97.53
7 月刊ザテレビジョン 154,378  84.71 88.89
8 日経ビジネス 148,887 99.33 100.19
9 女性自身 146,488  97.41 98.89
10 GLOW 136,662  139.23 57.52

 11位に週刊新潮で136,569  91.10 93.74。

 13位に週刊ポストで130,595  92.70 95.96。

 36位がFRIDAYで60,759  92.48   89.44。

 63位が 週刊朝日で45,824  98.33   90.21。

 65位が週刊アサヒ芸能 45,357  92.17   91.26。

 78位がFLASH 37,054  87.26   87.28。

 ハルメクが1位か。ベスト10では、ハルメクのほかにもセブンと自身、GLOWなどの女性誌の健闘が目立つ。

 

 さて、天下の電通から逮捕者が出るかもしれない。東京五輪の組織委員会が発注した各競技のテスト大会で、談合があったのではないかと、東京地検特捜部が電通の家宅捜索に乗り出した。

 詳細はよくわからないが、テスト大会で受注した9社は、本大会でも受注していて、総額は200億円になるという。

 中でも、受注調整に関わっていたとされるのが、発注元の組織委の大会運営局次長のAと、電通から出向していたB、電通の担当社員のCだと、文春が報じている。

 贈収賄の容疑で逮捕された高橋治之電通元専務が権勢をふるっていたのだから、電通本体が無傷ということは考えられなかったが、本道とは別の通路から、東京地検特捜部は斬り込もうということなのか。

 もし、電通も法人として立件されるとなれば、政府関連の入札資格を最長で3年停止されるという。電通も手ひどい痛手を食うことになる。

 東京五輪という汚れた祭典は、どういう結末を迎えるのだろう。まだ、先は見えない。

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