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2022年のホラー映画を丸ごと振り返る!清水崇監督インタビュー<前編>

『ミッドサマー』のA24作品は質が高いは常識―清水崇推薦のホラー

『牛首村』のポスターに隠した「顔」

『ミッドサマー』のA24作品は質が高いは常識―清水崇推薦のホラーの画像4
写真|宇佐美 亮

ーー先ほどポスターの話がありましたが、2020年の『犬鳴村』は、ポスターをよく見ると「顔」があるということも話題になっていましたね。

清水 『犬鳴村』は企画の段階で「監督のイメージするイラストはありますか」と聞かれて、トンネルに顔が重なっている絵をなんとなく描いたりしていたんです。ポスターのラフデザインが上がってきたら、宣伝のデザイナーさんも似たような事を考えていたみたいで。

ーーその後の『樹海村』と『牛首村』と、「村シリーズ」のポスターはそのギミックが踏襲されていましたね。

清水 『牛首村』は牛の頭蓋骨の形になっていますよね。実は、ポスターを逆さにすると、主演のKōki,さんの顔も隠されているんですよ。でも誰も気づかなくて。僕が宣伝部に「誰も気づかないから、もうちょっとわかりやすくしたほうが!」「そもそも逆さにしてまで探す人はいないって!」と言ったんですけど、「いや、これでやらせてください」と返されました。完成披露試写の時にもポスターを逆さに貼ったりしていたんですけど、それでも誰も気づいていませんでした。

 今年2月に公開して、Blu-ray &DVDになって、Amazonプライムビデオで配信されているのに、未だに誰も気づいていないんじゃないでしょうか。

後編に続く

(プロフィール)
清水崇(しみず・たかし)1972 年生まれ、群馬県出身。『呪怨』シリーズ(99 ~06)がヒット。同作の US リメイク版でハリウッド進出、全米ナンバー1を記録。近作に『犬鳴村』(20)、『樹海村』(21)、『牛首村』(22)の“恐怖の村シリーズ”3部作。ホラーを軸にファンタジーやコメディ、ミステリー、SF、サスペンス、青春ドラマなども手掛け、『魔女の宅急便』(14)、『ブルーハーツが聴こえる/少年の詩』(17)、『ホムンクルス』(21)など。3Dプラネタリウム『9次元からきた男』(16)が日本科学未来館にて上映中。2023年には最新作『忌怪島』が公開予定。

 

ヒナタカ(映画ライター)

「ねとらぼ」「cinemas PLUS」「女子SPA!」「All About」などで執筆中の雑食系映画ライター。オールタイムベスト映画は『アイの歌声を聴かせて』。

Twitter:@HinatakaJeF

ひなたか

最終更新:2023/02/06 17:38
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