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ホラン千秋「年収4億円」報道に反論も…貢献度「4億以上の価値」とささやかれるワケ

文=大沢野八千代(ジャーナリスト)

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写真/Getty Imagesより

 昨年12月、「FLASH」2023年1月3・10・17日合併号(光文社)にて「2022年の推定年収4億円」と報じられたホラン千秋。この報道に対する“反論”がこのところ続いている。

 ホランは1月17日に都内で開催されたCM発表会で抱負を聞かれると、「4億円」と書いたフリップを出し、「週刊誌に『年収4億円』って書かれたんですよ。どう頑張ってもそんなに稼いでないのに、私もびっくりしちゃって」「どうやっても届かないとは思うんですが、年収4億円の女になれるように頑張りたいと言いたい!」と、笑いを交えて報道を否定した。

 「否定する場所もないし、本当に困っていた」というホランだが、この1週間後、23日発売の「週刊ポスト」(小学館)と26日付の「デイリー新潮」(新潮社)がそれぞれ「4億円報道」を検証するという形で反論。「週刊ポスト」では「1億5000万円程度」、「デイリー新潮」では「1億2500万円から2億円の間」とそれぞれ推定年収をはじきだし、稼いではいるものの、4億円はさすがにオーバーだと主張している。

「ホランはシンプルを極める“地味すぎる手づくり弁当”を公開して話題になるなど、節約アピールをしているが、『FLASH』は4年前にも、ホランが2億5500万円を稼ぎフリー女子アナの中で2018年度トップだとする記事を展開するなど、彼女の対外的アピールとは違って裏ではがっつり稼いでいることを世間につまびらかにしようとしている。しかし、彼女は特に“庶民売り”をしているタイプでもないですし、キャスターとしての顔も板についてきて、売れっ子であることは世間も承知。それだけに『FLASH』はインパクトの大きい数字を見出しに持ってきたかったのかもしれません。まぁ、それでもホランのキャラからすると、“稼いでいても生活は堅実”という好印象にしかならないでしょうが……」(芸能記者)

 とはいえ、ホラン側がスルーせずに火消しに走ったのには「4億の女」のフレーズが一人歩きされても困る事情があったようだ。

「ホランの主戦場は、キャスターを務める夕方の報道番組『Nスタ』(TBS系)です。当然、主婦層がメインとなりますから、加藤綾子が裏番組で苦戦したように、セレブイメージがつくのはプラスにはならないですからね」(前出・芸能記者)

 「デイリー新潮」は4億円という金額について、年収ではなく所属事務所アミューズにもたらした売り上げだった可能性を指摘しているが、ホランの貢献度は“4億以上”の価値があるとの声も聞かれる。

「『Nスタ』が放送されている午後6時台は激戦区とされており、その中で『news every.』(日本テレビ系)に次いで視聴率2位の座をキープできているのは、ひとえにホランの人気と力量あってのこと。TBSではホランのキャスター就任以降、アミューズ俳優の出演が増加。大泉洋、吉高由里子らのほか、福山雅治や星野源といった連ドラ出演をかなり絞っているアーティスト俳優の主演作をTBSが用意するといった“蜜月関係”が生まれており、その背景にはTBS側がホランの活躍を高く評価していることも大きいとみられています」(テレビ関係者)

 ここ数年、TBSの夜の報道番組『news23』のMC・小川彩佳が視聴率の低迷により降板になると囁かれており、その後任候補としてホランの名前が挙がることも多い。もし、看板番組のキャスター抜擢となれば、「4億円」も現実のものとなるのかもしれない。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

最終更新:2023/01/31 20:00

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