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YOSHIKIや篠崎愛の“殺害予告”は氷山の一角? 過去にはジャニー氏も被害

YOSHIKIや篠崎愛の殺害予告は氷山の一角? 過去にはジャニー氏も被害の画像1
YOSHIKI(写真/Getty Imagesより)

 X JAPAN・YOSHIKIが3月28日、自身のTwitterを更新。「殺害予告とも取れる、書き込み」(原文ママ、以下同)があったと報告し、心配するファンが相次いでいる。

 YOSHIKIはこの日、「SNS等の書き込みについて、人それぞれ、ファンのみんなも、色々な意見があっていいと思う。でも、度を越したものはスタッフ達がブロックもするし、”死” を示唆する書き込みなどは、警察に報告しています」と誹謗中傷への対応を明かした上で、「昨日、殺害予告とも取れる、書き込みがありました。警察と話しています」と報告。

 このYOSHIKIの声明に、「行動してて偉いです。誹謗中傷はどんどん警察に通報するべき」とYOSHIKIに賛辞が寄せられているほか、「スターになると、殺害予告なんて日常茶飯事なんだろうな」と同情する声も見られる。

 最近では、グラビアアイドル・篠崎愛に殺害予告があったとして、21日に東京の「SHIBUYA TSUTAYA」と「書泉ブックタワー」、25日に名古屋の「星野書店近鉄パッセ店」と大阪の「MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店」で予定されていたイベントの中止を、開催直前の20日に発表。

 イベント主催の秋田書店によれば、「MARUZEN&ジュンク堂書店様より、ローソンチケットサイト様あてに本イベントに参加予定の篠崎愛様に対する『殺害予告』のメールがあった報告を受けました。現時点で犯人の特定、逮捕にまでは至っておりません」といい、警察署に被害届を提出したことを明らかにしていた。

 さらに、2月には情報サイト「ママスタ」に、タレント・堀ちえみを含めた4人をターゲットとして「今から殺しに行く」「住所が判明次第殺しに行きます」などと書き込んでいた千葉県の30歳・無職男性が、有罪判決を受けている。

 しかし、東京地裁が「懲役1年6カ月、執行猶予4年、過料9000円」の判決を言い渡したことが報じられると、ネット上では「科料9000円って。安っ!」「こんな安かったら、誹謗中傷はなくならないのでは?」と疑問視する声が続出した。

 また、タレントではないものの、故・ジャニー喜多川氏も殺害予告を受けたことがある一人。2015年1月、ソーシャルゲームサービス「モバゲー」の会員向けページに、「今すぐジャニー喜多川をナイフで刺し殺します」などという書き込みあり、閲覧者が110番通報。当時、ジャニーズファンの間でも大騒ぎとなった。

 その後、IPアドレスの解析などが行われ、同4月、警察は当時18歳だった大阪府の専門学校生を脅迫容疑で逮捕。犯人の供述は、「多くの人が見てくれると思った」といった幼稚な内容だったようだ。

 近年、タレント自ら声を上げるケースも増えている有名人への誹謗中傷問題。警察による厳罰化が進む中、いまだ殺害予告がなくならない現実には驚くばかりだ。

 

 

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/04/02 07:00
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